ACP2E-3838:Page Builder CORS エラーにより、実稼動モードの管理パネルに変更が保存されない
ACP2E-3838 パッチでは、Page Builder CORS エラーによって実稼動モードの管理パネルに変更が保存されない問題が修正されています。 このパッチは、Quality Patches Tool (QPT) 1.1.64 がインストールされている場合に使用できます。 パッチ ID は ACP2E-3838 です。 この問題はAdobe Commerce 2.4.8 で修正される予定であることに注意してください。
影響を受ける製品とバージョン
Adobe Commerce バージョン用のパッチが作成されます。
- Adobe Commerce(すべてのデプロイメント方法) 2.4.7-p3
Adobe Commerce バージョンとの互換性:
- Adobe Commerce(すべてのデプロイメント方法) 2.4.4-p9 - 2.4.4-p12、2.4.5-p8 - 2.4.5-p11、2.4.6-p6 - 2.4.6-p9、2.4.7 - 2.4.7-p4
NOTE
このパッチは、新しい Quality Patches Tool リリースを含む他のバージョンにも適用される可能性があります。 パッチがAdobe Commerceのバージョンと互換性があるかどうかを確認するには、
magento/quality-patches
パッケージを最新バージョンに更新し、Quality Patches Tool: Search for patches page で互換性を確認します。 パッチ ID を検索キーワードとして使用して、パッチを見つけます。問題
CORS エラー Page Builder、実稼動モードの管理パネルに変更を保存できません。
再現手順 :
- 管理パネルにログインします。
- Content/Pages に移動します。
- 「Add New Page」をクリックするか、既存のCMSページを選択して「Edit」をクリックします。
- 新しいコンテンツブロックを追加するか、既存のブロックを編集するには、「Edit with Page Builder」をクリックします。
- テキスト、画像、その他の要素の追加など、コンテンツに変更を加えます。
- Save ボタンをクリックします。
期待される結果 :
ページコンテンツは、エラーなしで正常に保存されます。
実際の結果 :
- Page Builder の変更を保存できませんでした。
- ブラウザーコンソールは、CORS 関連のエラーをログに記録します。
パッチの適用
個々のパッチを適用するには、デプロイメント方法に応じて、次のリンクを使用します。
- Adobe CommerceまたはMagento Open Source オンプレミス:Quality Patches Tool > 使用状況Quality Patches Tool ガイドに記載されています。
- クラウドインフラストラクチャー上のAdobe Commerce:クラウドインフラストラクチャー上のCommerce ガイドの アップグレードとパッチ/ パッチの適用」を参照してください。
関連資料
Quality Patches Tool について詳しくは、以下を参照してください。
- Quality Patches Tool: 『ツールガイド』にあるクオリティパッチセルフサービスツール。
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