構成設定のエクスポート

Commerce 2.2 以降 パイプラインデプロイメントモデルでは、システム間で一貫した設定を維持できます。 開発システムの管理者で設定を指定した後、次のコマンドを使用してその設定を設定ファイルに書き出します。

bin/magento app:config:dump {config-types}

config_types は、ダンプする設定タイプのスペース区切りリストです。 使用可能なタイプには、scopessystemthemesi18n などがあります。 設定タイプが指定されていない場合、コマンドはすべてのシステム設定情報をダンプします。

次の例では、範囲とテーマのみをダンプします。

bin/magento app:config:dump scopes themes

コマンドを実行すると、次の設定ファイルが更新されます。

  • app/etc/config.php

    これは、すべてのCommerce インスタンス用の共有設定ファイルです。
    これをソースコントロールに含めて、開発、ビルド、実稼動の各システム間で共有できるようにします。

    config.php リファレンスを参照してください。

  • app/etc/env.php

    これは環境固有の設定ファイルです。
    個々の環境向けの機密性の高いシステム固有の設定が含まれています。

    このファイルをソース管理に含めないでくださ __。

    env.php リファレンスを参照してください。

機密またはシステム固有の設定

env.php に書き込まれた機密設定を設定するには、bin/magento config:sensitive:set コマンドを使用します。

設定値は、モジュールの di.xml ファイル内の Magento\Config\Model\Config\TypePool を参照することで、機密またはシステム固有として指定されます。

config_types を使用する際に追加のシステム設定を書き出すには、bin/magento config:set コマンドの使用を検討してください。

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