メディアデータベースの使用
デフォルトでは、Commerce インスタンスのすべての画像、コンパイル済み CSS ファイル、コンパイル済みJavaScript ファイルが、web サーバー上のファイルシステムに格納されます。 データベース・サーバ上のデータベースに、これらのファイルを格納するように選択できます。 このアプローチの利点の 1 つは、Web サーバーファイルシステムとデータベースの間の自動同期と逆同期のオプションです。 デフォルトのデータベースを使用して、メディアを保存したり作成したりできます。 新しく作成したデータベースをメディアストレージとして使用できるようにするには、データベースに関する情報とアクセス資格情報を env.php
ファイルに追加する必要があります。
データベースワークフロー
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ブラウザーがメディアをリクエスト - ストアのページが顧客のブラウザーで開かれ、ブラウザーは、HTMLで指定されたメディアをリクエストします。
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ファイルシステム内のメディアが検索されます - システムはファイルシステム内のメディアを検索し、見つかった場合はブラウザーに渡します。
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システムがデータベース内のメディアを検索 - メディアがファイルシステム内で見つからない場合、メディアのリクエストは、設定で指定されたデータベースに送信されます。
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システムがデータベース内のメディアを検索 - PHP スクリプトがデータベースからファイルシステムにファイルを転送し、顧客のブラウザーに送信します。 メディアトリガーに対するブラウザーリクエストは、次のようにスクリプトを実行します。
- Web サーバー rewrites が Commerce で有効になっており、サーバーでサポートされている場合、PHP スクリプトは、要求されたメディアがファイルシステムに見つからない場合にのみ実行されます。
- Web サーバーの書き換えが Commerce で無効になっている場合、またはサーバーでサポートされていない場合は、必要なメディアがファイルシステム内にある場合でも、PHP スクリプトが実行されます。
メディアストレージにデータベースを使用
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管理者 サイドバーで、Stores/Settings/Configuration に移動します。
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左側のパネルで「Advanced」を展開し、「System」を選択します。
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左上隅の Store View を
Default Config
に設定して、グローバルレベルで設定を適用します。 -
Storage Configuration for Media のセクションの を展開し、以下を実行します。
{width="600" modal="regular"}
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Media Storage を
Database
に設定します。 -
使用するデータベースに Select Media Database を設定します。
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既存のメディアを新しく選択したデータベースに転送するには、[Synchronize] をクリックします。
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Environment Update Time を秒単位で入力します。
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完了したら、「Save Config」をクリックします。