[PaaS のみ]{class="badge informative" title="Adobe Commerce on Cloud プロジェクト(Adobeが管理する PaaS インフラストラクチャ)およびオンプレミスプロジェクトにのみ適用されます。"}

コンテンツ配信ネットワークの使用

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)は、メディアファイルの保存に使用できます。 クラウドインフラストラクチャー上のAdobe Commerceには、Fastly CDN が含まれます(クラウドインフラストラクチャー上のCommerce ガイドの Fastly を参照)。 オンプレミス でインストールされたCommerce インスタンスには、特定の CDN との統合が含まれていません。任意の CDN を使用できます。

CDN を設定したら、管理者から設定を完了する必要があります。 変更は、グローバルレベルまたは web サイトレベルで行うことができます。 CDN がメディアストレージに使用される場合、Commerce ストアページ上のメディアへのすべてのパスは、設定で指定された CDN パスに変更されます。

CDN ワークフロー

  1. ブラウザーがメディアをリクエスト - ストアのページが顧客のブラウザーで開き、ブラウザーが、HTMLで指定されたメディアをリクエストします。
  2. リクエストは CDN に送信されます。画像が見つかり、提供されます - リクエストは最初に CDN に送信されます。 CDN のストレージに画像が格納されている場合は、顧客のブラウザーにメディアファイルが提供されます。
  3. メディアが見つからない、Commerce web サーバーにリクエストが送信される - CDN にメディアファイルがない場合、リクエストは Commerce web サーバーに送信されます。 メディア・ファイルがファイル・システム内で見つかった場合、Web サーバはメディア・ファイルをお客様のブラウザに送信します。
IMPORTANT
セキュリティのため、CDN がメディアストレージとして使用されている場合、CDN がサブドメインの外部にある場合、JavaScriptが正しく機能しない可能性があります。

コンテンツ配信ネットワークの設定

  1. 管理者 サイドバーで、Stores/Settings/Configuration ​に移動します。

  2. General ​の下の左パネルで、「Web」を選択します。

  3. 左上隅で、必要に応じて Store View を設定します。

  4. Base URLs のセクションの 展開セレクター を展開し、以下を実行します。

    ​ 一般設定 – web ベース URL {width="600" modal="regular"}

    • 静的ビューファイルが格納されている CDN 上の場所の URL で Base URL for Static View Files を更新します。

    • CDN のJavaScript ファイルの URL で Base URL for User Media Files を更新します。

      これらのフィールドは両方とも空白のままでも、プレースホルダーで始めることもできます(例:{% raw %}{{unsecure_base_url}}{% endraw %})。

  5. Base URLs (Secure) のセクションの 展開セレクター を展開し、以下を実行します。

    ​ 一般設定 – web ベース URL (セキュア) ​ {width="600" modal="regular"}

    • 静的ビューファイルが格納されている CDN 上の場所の URL で Secure Base URL for Static View Files を更新します。

    • CDN のJavaScript ファイルの URL で Secure Base URL for User Media Files を更新します。

      これらのフィールドは両方とも空白のままでも、プレースホルダーで始めることもできます(例:{% raw %}{{unsecure_base_url}}{% endraw %})。

  6. 完了したら、「Save Config」をクリックします。

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