受信ボックスレンダリング inbox-rendering

受信ボックスレンダリングについて about-inbox-rendering

送信」ボタンを押す前に、様々な Web クライアント、Web メールおよびデバイスで受信者へのメッセージの表示が最適化されていることを確認してください。

これを可能にするために、Adobe Campaign では、Litmus の Web ベースのメールテストソリューションを活用して、レンダリングをキャプチャし、専用のレポートで使用できるようにします。これにより、異なるコンテキストで受信される可能性のある送信済みのメッセージをプレビューして、メジャーなデスクトップおよびアプリケーションの互換性を確認できます。

CAUTION
インボックスレンダリングは、繰り返し配信に対応していません。

Litmus は、多機能メール検証およびプレビューアプリケーションです。メールコンテンツ作成者は、Gmail 受信トレイや Apple Mail クライアントなど、70 を超えるメールレンダラーでメッセージコンテンツをプレビューできます。

Adobe Campaign の「受信ボックスレンダリング」で使用できるモバイル、メッセージングおよび Web メールクライアントは、Litmus の Web サイトに記載されています(「View all email clients」をクリックしてください)。

NOTE
受信ボックスレンダリングは、配信のパーソナライゼーションをテストするには必要ありません。パーソナライゼーションは、プレビュー ​および配達確認などの Adobe Campaign ツールで確認できます。

Litmus トークンについて about-litmus-tokens

Litmus はサードパーティのサービスなので、使用量ごとのクレジットモデルで機能します。ユーザーが Litmus 機能を呼び出すたびに、クレジットが差し引かれます。

Adobe Campaign では、クレジットは、使用可能なレンダリングの数(トークンと呼ばれる)に対応しています。

NOTE
使用可能な Litmus トークンの数は、購入した Campaign ライセンスによって異なります。ライセンス契約を確認してください。

配信で​ 受信ボックスレンダリング ​機能を使用して各レンダリングを生成するたびに、使用可能なトークンが 1 つずつ減ります。

IMPORTANT
トークンは、受信ボックスレンダリングレポート全体ではなく、個々のレンダリングから成ります。つまり、
  • 受信ボックスレンダリングレポートが生成されるたびに、メッセージングクライアントあたり 1 つのトークンが差し引かれます(Outlook 2000 レンダリングに 1 トークン、Outlook 2010 レンダリングに 1 トークン、Apple Mail 9 レンダリングに 1 トークン、というようになります)。
  • 同じ配信について、受信ボックスレンダリングを再生成する場合、使用可能なトークンの数は、生成したレンダリングの数だけ再度減ります。

使用可能なトークンの残り数は、受信ボックスレンダリングレポートに表示されます。

通常、受信ボックスレンダリング機能は、新しくデザインされたメールの HTML フレームワークをテストするために使用されます。各レンダリングには、最大で約 70 トークンが必要です(通常テストされる環境の数による)。ただし、場合によっては、配信を完全にテストするために、複数の受信ボックスレンダリングレポートが必要なことがあります。そのため、複数の確認を完了するために、さらにトークンが必要になる可能性があります。

受信ボックスレンダリングレポートへのアクセス accessing-the-inbox-rendering-report

メール配信を作成し、そのコンテンツとターゲット母集団を定義したら、以下の手順に従います。

配信の作成、デザインおよびターゲティングについて詳しくは、この節を参照してください。

  1. 配信の上部バーで、「受信ボックスレンダリング」ボタンをクリックします。

  2. 分析」を選択してキャプチャプロセスを開始します。

    配達確認が送信されます。メール送信後数分で、その配達確認からレンダリングサムネールにアクセスできます。配達確認の送信について詳しくは、この節を参照してください。

  3. 送信後、配達確認は配信リストに表示されます。ダブルクリックします。

  4. 配達確認の「受信ボックスレンダリング」タブに移動します。

    受信ボックスレンダリングレポートが表示されます。

受信ボックスレンダリングレポート inbox-rendering-report

このレポートには、受信者に表示される受信ボックスレンダリングが表示されます。レンダリングは、ブラウザー、モバイルデバイス、メールアプリケーションなど、受信者がどの方法でメール配信を開くかによって異なります。

一番上のセクションには、受信済みメッセージ、不要なメッセージ(スパム)、未受信のメッセージ、または受信が保留されているメッセージの数の内訳が、色分けされたグラフで表示されます。

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グラフの上にマウスポインターを置くと、各色の詳細が表示されます。リストの項目をクリックすると、グラフの対応するカテゴリの表示/非表示を切り替えることができます。

レポートの本文は、モバイルデスクトップWeb メールの 3 つの部分に分かれています。レポートを下へスクロールすると、これらの 3 つのカテゴリにグループ化されたすべてのレンダリングが表示されます。

各レポートの詳細を表示するには、対応するカードをクリックします。選択した受信方法のレンダリングが表示されます。

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