ワークフローイベント変数 event-variables

一部のワークフローアクティビティでは、式エディターでスクリプトを編集して、以前のアクティビティからのデータの取得、条件の作成、イベント変数に基づくファイル名の計算などの特定のアクションを実行できます。

イベント変数とは scripting

ワークフローのコンテキストで実行されるスクリプトは、実行されているワークフロー自体(ìnstance)、その様々なタスク(task)、または特定のタスクを有効化したイベント(event)など、一連の追加グローバル​ オブジェクト ​にアクセスします。

各タイプの​ オブジェクト ​には、JavaScript コード ​や​ テスト ​などのアクティビティでスクリプトを編集する際に式エディターで利用できる​ 変数 ​のカテゴリが関連付けられます。

  • インスタンス変数instance.vars.xxx)は、グローバル変数に相当します。この変数はすべてのアクティビティで共有されます。
  • タスク変数task.vars.xxx)は、ローカル変数に相当します。現在のタスクのみが使用します。この変数は、永続的なアクティビティでデータの維持に使用されるほか、同じアクティビティの異なるスクリプト間でデータを交換する場合に使用されることもあります。
  • イベント変数vars.xxx)を使用すると、ワークフロープロセスの各基本タスク間でデータを交換できます。この変数は、進行中のタスクを有効化したタスクによって渡されます。その後、次のアクティビティに渡されます。イベント変数 ​は最も使用されることの多い変数です。インスタンス変数より優先して使用することをお勧めします。
NOTE
Adobe Campaign のスクリプトと公開オブジェクトと変数に関する追加情報については、この節の Campaign v8(クライアントコンソール)ドキュメントを参照してください。
このリソースは貴重なインサイトを提供しますが、Campaign web ユーザーインターフェイスではなくクライアントコンソールに特に適用されるので、不一致が存在する場合があることに注意してください。

式エディターでのイベント変数の活用 expression-editor

定義済みのイベント変数は、式エディターの左側のパネルで使用できます。また、コード内で新しい変数を初期化して、新しい変数を作成することもできます。

これらのイベント変数に加えて、左側のパネルの​ 条件 ​メニューを利用して条件を作成したり、現在の日付を追加 ​メニューを利用して日付の書式設定に関連する関数を使用したりすることもできます。

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