タイムゾーン管理 timezone-management
Adobe Campaign web UI では、すべての日付と時刻の値が ユーザーの web ブラウザーのローカルタイムゾーン に従って表示されます。この動作により、web UI とクライアントコンソールのタイムスタンプを比較する際に違いが生じる場合があります。
この節では、web UI、クライアントコンソール、ワークフロー実行のタイムゾーンの予想される違いについて説明します。
主な概念
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サーバーのタイムゾーン:サーバーのタイムゾーンは、サーバーのオペレーティングシステムで設定されているタイムゾーンに対応します。すべてのタイムスタンプは、サーバー上に UTC で内部に保存されます。
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クライアントコンソールの動作:クライアントコンソールには、オペレーターの設定で定義された オペレーターのタイムゾーン を使用してタイムスタンプが表示されます。デフォルトでは、これは サーバーのタイムゾーン に対応します。
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Web UI の動作:web UI は ブラウザーのローカルタイムゾーン を使用してタイムスタンプを表示します。ユーザーがブラウザーやシステムのタイムゾーンを変更すると、表示される日付/時刻の値が自動的に更新されます。
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ワークフローの動作:ワークフローは、ワークフローに設定されたタイムゾーンに基づいてローカルタイムスタンプを解釈します。指定しない場合は、デフォルトで サーバーのタイムゾーン が使用されます。
例
2025-10-20 14:00:002025-10-20 21:00:00(UTC +7 のブラウザー用)この例では、両方のインターフェイスが同じ基になる UTC タイムスタンプを参照しますが、それぞれ異なるタイムゾーンを使用してレンダリングします。
影響
表示される時間の違いは、次の項目で発生します。
datetime値を含むプロファイルまたはデータフィールド- 配信ログまたは連絡日
- ワークフローの実行とインポートのタイムスタンプ
基になるデータは同じままです。違いは レンダリング のみです。
推奨事項
インターフェイス間で表示値を一致させるには、次の操作を実行します。
- ブラウザーのタイムゾーンを、オペレーターまたはサーバーのタイムゾーンと一致するように変更します。
- データをエクスポートする際(エクスポートでは UTC を使用)、レポートツールで一貫性のある変換を確保します。
- ワークフローをデザインする際は、スケジュールとインポート動作を予測可能にするために、アクティビティプロパティで明示的に ワークフローのタイムゾーン を設定します。
- Web UI とクライアントコンソール表示間のタイムスタンプの違いは 正常で予想 されるものであることをビジネスユーザーに伝えます。