カスタムリソースのエクスポートとインポート exporting-importing-custom-resources
このチュートリアルでは、カスタムリソースのパッケージを開発環境からエクスポートして実稼働環境にインポートする方法を説明します。
この例は、Adobe Campaign にリンクされている機能管理者を対象としています。
前提は次のとおりです。
-
1 つ以上のカスタムリソース:使用可能で公開されていること。
また、自動プライマリキーはエクスポートされたパッケージに含まれていないので、一意のキーを定義しておく必要があります。そうすることで、リソースのレコードの一意性を、プライマリキーと追加される一意キーによって保証できます。
-
パッケージの作成とエクスポートに 必要な権限。
その他のリソース:
構造のエクスポート exporting-the-structure
この節では、カスタムリソースデータの物理構造の詳細を示す最初のパッケージをエクスポートします。
この例には 製品 と 注文 の 2 つのカスタムリソースがあります。
-
Administration/Deployment/Package exports メニューに移動します。
ここでは、「製品」と「注文」の 2 つのカスタムリソースでフィルタリングした Custom resource (cusResource) をエクスポートするための新しいパッケージを作成します。
-
Package exports ページで、「Create」をクリックして新しいパッケージを作成します。
-
ラベルに情報を入力し、「Create element」をクリックします。
-
「Custom resource (cusResource)」を検索して選択します。
-
Custom resource の詳細を、フィルター条件で「製品」と「注文」の 2 つのリソースを選択して設定します。
注意:論理演算子を変更することを忘れないでください。製品リソースと注文リソースの構造がパッケージに統合されるように、値を OR に設定する必要があります。
-
パッケージ定義を確認して保存します。
これで、「Start export」をクリックできます。
生成されたパッケージは、ダウンロードフォルダーから入手できます。zip ファイルの名前はランダムに生成されます。この名前は変更できます。
データのエクスポート exporting-the-data
次のエクスポートでは、製品 と 注文 のカスタムリソースからデータをエクスポートします。
構造のエクスポートと同じタイプのエクスポートに基づいて、データを含んだ 2 つ目のパッケージを作成します。
-
Package exports ページで、「Create」をクリックして新しいパッケージを作成します。
-
「Export data of my resources」というラベルを入力して、「Create element」を「Export content」タブでクリックします。
-
製品 リソースを検索して選択します。
-
@Label IS NOT NULL を使用して高度な フィルター条件 を設定します。
-
カウントを確認します。
-
注文 のカスタムリソースに対しても同じ操作を繰り返します。
-
パッケージ定義を確認して保存します。
これで、「Start export」をクリックできます。
生成されたパッケージは、ダウンロードフォルダーから入手できます。zip ファイルの名前はランダムに生成されます。この名前は変更できます。
構造のインポート importing-the-structure
パッケージのインポート importing-the-structure-package
-
新しく作成したパッケージのインポート先となる ターゲットインスタンス に接続します。
-
Administration/Deployment/Package imports メニューに移動して、新しいパッケージを作成し、最初のエクスポートからファイルをインポートします。
-
インポートファイル用のゾーンに 構造ファイル をドラッグ&ドロップします。使用できる形式は ZIP または XML です。
-
ラベルを変更し(例えば「Import structure」など)、「Save」をクリックします。
-
「Start import」をクリックします。
公開 publish-structure
-
Administration/Development/Publication メニューに移動します。
-
「Prepare publication」、「Publish」を順にクリックすると、新しいカスタムリソースのデータでインスタンスが更新されます。
-
インストールされたパッケージに対応するメニューエントリが Client data メニューに挿入されます。
データのインポート importing-the-data
この節では、前の手順でインスタンスにインストールしたパッケージにリンクされている データをインポート します。
前の手順と同様に、2 つの部分(パッケージのインポートと公開)に分けられます。
パッケージのインポート importing-the-data-package
-
Administration/Deployment/Package imports メニューに移動して、新しいパッケージを作成し、データを含んだファイルをインポートします。
-
インポートファイル用のゾーンにデータファイルをドラッグ&ドロップします。使用できる形式は ZIP または XML です。
-
「Import data」などとラベルを変更し、「Save」をクリックします。
-
「Start import」をクリックします。
公開 publish-data
- Administration/Development/Publication メニューに移動します。
- 「Prepare publication」、「Publish」を順にクリックすると、カスタムリソースのデータでインスタンスが更新されます。