データ保持 data-retention
Campaign の標準ログテーブルには、システムの過負荷を回避するために、データストレージ期間を制限する保持期間が事前に設定されています。
データ・リテンションは導入時にAdobeの技術管理者が設定します。値はお客様の要件に基づくため、導入ごとに異なる場合があります。
お客様の環境に適した保存期間の詳細やカスタム保存期間の設定については、Adobeコンサルタントまたは技術管理者にお問い合わせください。
標準のワークフロー機能を使用すると、任意のカスタムテーブルに保持期間を設定できます。
標準テーブルのデフォルトの保存期間は次のとおりです。 Adobeでは、可能な限り、データ使用状況に応じて、Campaign インスタンスのパフォーマンスを向上させるために、推奨される保持期間に移行することをお勧めします。
- 統合されたトラッキング:6 か月(推奨:1 か月)
- 配信ログ:6 か月(推奨:1 か月)
- トラッキングログ:6 か月(推奨:1 か月)
- イベント:1 ヶ月
- イベント処理の統計:6 か月(推奨:1 か月)
- アーカイブしたイベント:6 か月(推奨:1 か月)
- 臨時の事業者:7 日間
- 無視されたパイプラインイベント:1 ヶ月
- 配信アラート:1 ヶ月
- 書き出しの監査:6 か月(推奨:1 か月)
配信の保持期間 deliveries
デフォルトでは、配信の保持期間は無制限です。
ただし、インスタンスに大量の配信がある場合は、Administration/Application settings メニューから使用できる NmsCleanup_DeliveryPurgeDelay オプションを更新できます。
Database cleanup ワークフローが実行されるたびに、このオプションに設定された条件を満たす配信が削除されます。
このアクションは、Copy headers from delivery templates ワークフローなどのプロセスを高速化するのに役立ちます。
NmsCleanup_DeliveryPurgeDelay オプションのデフォルト値は -1
です。 この場合、配信は削除されません。
例えば、180
に設定した場合、過去 180 日間に更新されていないテンプレート以外の配信は、Database cleanup ワークフローの実行時にすべて削除されます。
-
マーケティングテンプレートまたはトランザクション配信テンプレートは削除されません。
-
繰り返し配信の場合、集計期間が月または年に設定された子配信は削除されません。
NmsCleanup_DeliveryPurgeDelay オプションを更新する際は、複数回の繰り返しを使用して、徐々に続行することをお勧めします。 例えば、値を 300 日、180 日、120 日などに設定して開始し、反復を 2 日以上離すことができます。 そうでない場合、削除する配信が多数あるので、Database cleanup ワークフローの処理に時間がかかる可能性があります。