サポートされていない SMS コネクタの、拡張された汎用 SMPP コネクタへの移行 unsupported-connector-migration
リリース 20.2 の時点で、従来のコネクタは非推奨(廃止予定)となっています。 このドキュメントは、古いシステムでまだ動作中のコネクタを推奨の SMPP コネクタに移行する際に役立ちます。
SMS コネクタについて about-sms-connectors
次のコネクタは、リリース 20.2 で非推奨となりました。
- 一般的な SMPP(バイナリモードをサポートする SMPP バージョン 3.4)
- Sybase365 (SAP SMS 365)
- CLX Communications
- Tele2
- O2
- iOS
非推奨の機能は引き続き使用可能でサポートされますが、それ以上強化されることはありません。 拡張された汎用 SMPP コネクタの使用をお勧めします。
非推奨および削除された機能の詳細については、こちらのページを参照してください。
古い SMS コネクタは、Web プロセスに過大な負荷をかける Java SMS コネクタを使用しています。 新しい 拡張された汎用 SMPP コネクタに移行すると、この負荷をサポートできる MTA に負荷が移動します。
拡張された汎用 SMPP コネクタへの移行 migrating-extended-generic-smpp
まず、新しい「拡張された汎用 SMPP」外部アカウントを作成する必要があります。その後、場合によっては一部のパラメータを移行できます。 詳細な手順については、こちらのページを参照してください。
新しく作成した「拡張された汎用 SMPP」外部アカウントの「モバイル」タブから、以前のコネクタに応じてパラメーターを入力する必要があります。
汎用コネクタから from-generic-connector
汎用 コネクタを選択する場合は、それぞれの状況に適応するカスタム JavaScript コネクタが必要です。
このコネクタが既に SMPP プロトコルを使用していることがわかっている場合は、拡張された汎用 SMPP コネクタに移行できます。 そうでない場合は、プロバイダーに SMPP プロトコルをサポートしているかどうかを確認し、コンサルタントの助けを借りて新しいコネクタを設定します。
汎用 コネクタから、新しく作成した「拡張された SMPP」アカウントに移行できます。
「接続設定」タブで以下を設定します。
- アカウント
- パスワード
- サーバー
- ポート
汎用 SMPP コネクタから from-generic-smpp-connector
汎用 SMPP コネクタから、新しく作成した「拡張された汎用 SMPP」アカウントに移行できます。
「接続設定」タブで以下を設定します。
- アカウント
- パスワード
- サーバー
- ポート
- システムタイプ
「SMPP チャネル設定」タブで以下を設定します。
- ソース番号
- ソース NPI
- 宛先の NPI
- ソース TON
- 送信先 TON
「エンコードのマッピング」タブで以下を設定します。
- アウントバウンド SMS のコーディング
「SMSC 特異性」タブで以下を設定します。
- 送信時のコーディング は MT 確認の ID フォーマット に対応
- 受信時のコーディング は SR の ID のフォーマット に対応
Sybase365 コネクタから from-sybase
Sybase365 コネクタから、新しく作成した「拡張された汎用 SMPP」アカウントに移行できます。
「接続設定」タブで以下を設定します。
- アカウント
- パスワード
- サーバー
- ポート
- システムタイプ
CLX コネクタから from-clx
CLX コネクタから、新しく作成した「拡張された汎用 SMPP」アカウントに移行できます。
「接続設定」タブで以下を設定します。
- アカウント
- パスワード
- サーバー
- ポート
- システムタイプ
「SMPP チャネル設定」タブで以下を設定します。
- ソース番号
「SMSC 特異性」タブで以下を設定します。
- 送信時のコーディング は MT 確認の ID フォーマット に対応
- 受信時のコーディング は SR の ID のフォーマット に対応
Tele2 コネクタから from-tele2
Tele2 コネクタから、新しく作成した「拡張された汎用 SMPP」アカウントに移行できます。
「接続設定」タブで以下を設定します。
- アカウント
- パスワード
- サーバー
- ポート
- システムタイプ
「SMPP チャネル設定」タブで以下を設定します。
- ソース番号
- ソース NPI
- 宛先の NPI
- ソース TON
「エンコードのマッピング」タブで以下を設定します。
- アウントバウンド SMS のコーディング
O2 コネクタから from-O2
O2 コネクタから、新しく作成した「拡張された汎用 SMPP」アカウントに移行できます。
「接続設定」タブで以下を設定します。
- アカウント
- パスワード
- サーバー
- ポート
- システムタイプ
「SMPP チャネル設定」タブで以下を設定します。
- ソース番号
- ソース NPI
- 宛先の NPI
- ソース TON
- 送信先 TON