匿名インタラクション anonymous-interactions
識別されたターゲットと匿名ターゲットへのオファーの配信方法の概要については、このビデオをご覧ください。
匿名インタラクション向け環境のターゲティングと保存 targeting-and-storing-an-environment-for-anonymous-interactions
デフォルトでは、インタラクションには、受信者テーブルをターゲットとするように事前設定された環境(識別されたオファー)が 1 つ用意されています。別のテーブル(匿名オファー用の訪問者テーブルや特定の受信者テーブル)をターゲットにする場合、ターゲットマッピングアシスタントを使用して環境を作成する必要があります。詳しくは、オファー環境の作成を参照してください。
マッピング作成アシスタントで匿名環境を作成する場合、環境の「一般」タブにある「受信する匿名インタラクション専用の環境」ボックスが自動的にオンになります。
「ターゲティングディメンション」は自動的に入力されます。デフォルトでは、このフィールドは訪問者テーブルにリンクされます。
「訪問者フォルダー」フィールドが表示され、訪問者 フォルダーへのリンクが自動的に入力されます。このフィールドでは、訪問者プロファイルを格納する場所を選択できます。
匿名インタラクション用のオファーカタログ offer-catalog-for-anonymous-interactions
アウトバウンドインタラクションと同様に、インバウンドインタラクションは、カテゴリとオファーで構成されるオファーカタログに整理されます。
カテゴリやスペースを作成するには、識別された訪問者の場合と同じ手順を適用します(オファーカテゴリの作成およびオファー環境の作成を参照)。
匿名の訪問者 anonymous-visitors
匿名の訪問者が接続する際に、それらの訪問者が Cookie 識別プロセスに送信されることがあります。この暗黙の認識は、訪問者のブラウザーの履歴に基づいています。
この手順では、Cookie から復元されたデータとデータベースのデータの比較がおこなわれます。訪問者が認識される(暗黙的に識別される)場合もあれば、認識されない(したがって匿名のままになる)場合もあります。
この分析を実行するには、オファースペースで、「ブラウザー履歴に基づいて個人を暗黙的に推測」オプションをオンにします。
識別されていない匿名訪問者の処理 processing-unidentified-anonymous-visitors
分析の結果、匿名の訪問者が識別されなかった場合、そのデータを所定のスペースに格納できます。これにより、指定したタイポロジルールに合致する、特にこのタイプの訪問者向けのオファーを提案できます。
コンタクト先を識別できる要素がない場合や、暗黙的な推測が可能なコンタクト先に識別済みオファーを提案する意思がない場合は、匿名環境のフォールバックを実行できます。
それには、「個人が識別されなかった場合、匿名環境にフォールバックします」をオンにして、オファースペースを指定する際に、「リンクされた匿名スペース」で識別されない訪問者専用の環境を指定します。