Netezza へのアクセスの設定 configure-access-to-netezza

Campaign Federated Data Access (FDA)オプションを使用して、外部データベースに保存されている情報を処理します。 netezzaへのアクセスを設定するには、次の手順に従います。

Netezza設定 netezza-config

FDA で Netezza 外部データベースに接続するには、Adobe Campaign サーバーで追加の設定が必要になります。

  1. 使用するオペレーティングシステムに応じて、Netezza 用の ODBC ドライバーをインストールします。

    • Linux の場合は、nz-linuxclient-v7.2.0.0.tar.gz です。 ​オペレーティングシステムに対応するフォルダー(linux または linux64)を選択し、解凍コマンドを開始します。インストール先はデフォルトで提示されるリポジトリ、「/usr/local/nz」のままでかまいません。
    • Windows の場合は、nz-winclient-v7.2.0.0.zip です。 ​ファイルを解凍し、オペレーティングシステムに対応する実行可能スクリプト(nzodbcsetup.exe または nzodbcsetup64.exe)を開始します。ウィザードの手順に従ってドライバーのインストールを完了します。
  2. ODBC ドライバーを設定します。設定は、標準のファイル(一般的なパラメーターは /etc/odbc.ini、ドライバーの宣言は /etc/odbcinst.ini)でおこなえます。

    • /etc/odbc.ini

      code language-none
      [ODBC]
      InstallDir=/etc/
      

      「InstallDir」は、odbcinst.ini ファイルの保存場所です。

    • /etc/odbcinst.ini

      code language-none
      [ODBC Drivers]
      NetezzaSQL = Installed
      
      [NetezzaSQL]
      Driver           = /usr/local/nz/lib/libnzsqlodbc3.so
      Setup            = /usr/local/nz/lib/libnzsqlodbc3.so
      APILevel         = 1
      ConnectFunctions = YYN
      Description      = Netezza ODBC driver
      DriverODBCVer    = 03.51
      DebugLogging     = false
      LogPath          = /tmp
      UnicodeTranslationOption = utf8
      CharacterTranslationOption = all
      PreFetch         = 256
      Socket           = 16384
      
  3. Adobe Campaign サーバーの環境変数を指定します。

    • LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/nz/lib および /usr/local/nz/lib64。「/usr/local/nz」は、ドライバーのインストール時にデフォルトで提示されるインストールリポジトリです。インストール先として選択したリポジトリを指定する必要があります。
    • ODBCINI:odbc.ini ファイルの保存場所(例:/etc/odbc.ini)。
    • NZ_ODBC_INI_PATH:odbc.ini ファイルの保存場所。Netezza で odbc.ini ファイルを使用するには、この 2 番目の変数も必要になります。

Netezza外部アカウント netezza-external

netezza外部アカウントを使用すると、Campaign インスタンスをNetezza外部データベースに接続できます。

  1. Campaign エクスプローラー で、「管理 「>」 プラットフォーム 「>」 外部アカウント をクリックします。

  2. 新規」をクリックし、「タイプ」として「外部データベース」を選択します。

  3. Netezza 外部アカウントを設定するには、次を指定する必要があります。

    • タイプ:Netezza

    • サーバー:Netezza サーバーの URL

    • アカウント:ユーザーの名前

    • パスワード:ユーザーアカウントのパスワード

    • データベース:データベースの名前

NOTE
自動で生成されるプライマリキーを含むスキーマの操作は考慮されません。
テーブルでは、スキーマで定義された最初のインデックスに対して Organize on 句が使用されます。Netezza では、この句が 1~4 列に制限されるので、このインデックスに 4 列までしか格納できません。
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