ローカルキャンペーンの作成 creating-a-local-campaign
ローカルキャンペーンとは、キャンペーンパッケージ のリストで参照されているテンプレートから作成されたインスタンスであり、実行スケジュール を指定できます。ローカルキャンペーンの目的は、セントラルエンティティによって設定されたテンプレートを使用して、ローカルのコミュニケーションのニーズを満たすキャンペーンを展開することです。ローカルキャンペーンの実装手順は、大きく以下の段階に分かれます。
セントラルエンティティ
- ローカルキャンペーンのテンプレートを作成します。
- テンプレートからキャンペーンパッケージを作成します。
- キャンペーンパッケージをパブリッシュします。
- オーダーを承認します。
ローカルエンティティ
- キャンペーンをオーダーします。
- キャンペーンを実施します。
ローカルキャンペーンのテンプレートの作成 creating-a-local-campaign-template
キャンペーンパッケージを作成するには、まず リソース/テンプレート ノードに移動して、キャンペーンのテンプレート を作成する必要があります。
新しいローカルテンプレートを作成するには、デフォルトの ローカルキャンペーン(opLocal) テンプレートの複製を作成します。
テンプレートに名前を付け、必要なすべてのフィールドに入力します。
キャンペーンウィンドウで、「編集」タブをクリックし、「キャンペーンの詳細設定…」リンクをクリックします。
Web インターフェイス web-interface
「分散型マーケティング」タブでは、Web インターフェイスのタイプを選択し、ローカルエンティティがキャンペーンをオーダーする際に入力するデフォルト値とパラメーターを指定することができます。
Web インターフェイスは、キャンペーンのオーダー時にローカルエンティティが入力するフォームに対応します。
このテンプレートをベースとするキャンペーンに適用される、Web インターフェイスのタイプを選択します。
Web インターフェイスには、次の 4 つのタイプがあります。
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概要:ローカルエンティティは、キャンペーンの設定に関する説明を入力します。オーダーが承認されたら、セントラルエンティティがキャンペーン全体を設定および実行します。
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フォーム:ローカルエンティティは Web フォームにアクセスでき、使用するテンプレートの設定に応じて、コンテンツ、ターゲット、最大サイズを編集できます。また、パーソナライゼーションフィールドを使用して、作成日や抽出日を編集することもできます。ローカルエンティティは、この Web フォームからターゲットを評価したり、コンテンツをプレビューしたりできます。
ローカルエンティティに表示されるフォームは、Web アプリケーションで指定されます。Web アプリケーションは、テンプレートの「キャンペーンの詳細設定…」リンクにある「Web インターフェイス」フィールドのドロップダウンリストで選択する必要があります。ローカルキャンペーンの作成(フォーム)を参照してください。
note note NOTE この例で使用されている Web アプリケーションはサンプルです。フォームを使用するには、Web アプリケーションを作成する必要があります。API を参照してください。 -
外部フォーム:ローカルエンティティは、エクストラネットの(Adobe Campaign 以外の)キャンペーンパラメーターにアクセスできます。これらのパラメーターは、ローカルキャンペーン(フォーム) のパラメーターと同一です。
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プリセット:ローカルエンティティは、デフォルトのフォームを使用し、ローカライズせずにキャンペーンをオーダーします。
デフォルト値 default-values
ローカルエンティティが入力する デフォルト値 を選択します。次に例を示します。
- コンタクト日と抽出日
- ターゲットの特性(年齢セグメントなど)
「親マーケティングプログラム」と「請求」フィールドに入力します。
承認 approvals
「キャンペーンのエントリ用の詳細設定パラメーター」リンクから、レビュー担当者の最大数を指定できます。
レビュー担当者は、キャンペーンのオーダー時にローカルエンティティによって入力されます。
キャンペーンのレビュー担当者を指名しない場合は、「0」と入力してください。
ドキュメント documents
オーダーを作成するローカルエンティティオペレーターに対して、ローカルキャンペーンへのドキュメントのリンク(テキストファイル、スプレッドシート、画像、キャンペーンの説明など)を許可できます。「キャンペーンのエントリ用の詳細設定パラメーター…」リンクを使用すると、リンクするドキュメントの数を制限できます。「ドキュメント数」フィールドで、許可する最大数を指定してください。
キャンペーンパッケージをオーダーする際、フォームでは、テンプレートの「ドキュメント数」フィールドで指定されている数に応じてドキュメントをリンクできます。
ドキュメントのアップロードフィールドを表示しない場合は、「ドキュメント数」フィールドに 0 を入力してください。
ワークフロー workflow
「ターゲティングとワークフロー」タブでは、「キャンペーンの詳細設定…」で指定された デフォルト値 を収集して配信を作成する、キャンペーンワークフローを作成できます。
クエリ アクティビティをダブルクリックし、指定されている デフォルト値 に従ってクエリを設定します。
配信 delivery
「監査」タブで、「詳細…」アイコンをクリックして、選択した配信の スケジュール を表示します。
「スケジュール設定」アイコンをクリックすると、配信のコンタクト日と実行日を設定できます。
必要に応じて、配信の最大サイズを設定します。
配信の HTML を特定します。例えば、配信/現在のオーダー ID/追加のフィールド にある「年齢セグメント」フィールドを使用すると、ターゲットの年齢に応じて配信を特定できます。
キャンペーンのテンプレートを保存します。「作成」ボタンをクリックして、「キャンペーン」タブの キャンペーンパッケージ ビューから使用できるようになりました。
キャンペーンパッケージの作成 creating-the-campaign-package
ローカルエンティティがキャンペーンのテンプレートを使用するには、テンプレートがリストに追加されている必要があります。そのためには、セントラルエージェントが新しいパッケージを作成する必要があります。
次の手順に従います。
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キャンペーン ページの ナビゲーション セクションで、「キャンペーンパッケージ」リンクをクリックします。
-
「作成」ボタンをクリックします。
-
ウィンドウ上に表示されるセクションで、前述の手順で作成したキャンペーンパッケージのテンプレートを選択します。
デフォルトでは、ローカルキャンペーンには「新規キャンペーンパッケージ(localEmpty)」テンプレートが使用されます。
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キャンペーンパッケージのラベル、フォルダーおよび実行スケジュールを指定します。
日付 dates
キャンペーンは、定義された開始日から終了日までの期間、キャンペーンパッケージのリストに表示されます。
キャンペーンの使用可能な日付とは、ローカルエンティティがキャンペーンのオーダーを開始できる日付を指します。
この情報は、以下の図のように、ローカルエージェントに送信される通知メッセージに記載されます。
オーディエンス audience
セントラルエンティティは、「パッケージをローカルエンティティセットに制限」をオンにすることで、ローカルキャンペーンを使用するローカルエンティティを指定できます。
その他の設定 additional-settings
セントラルエンティティは、保存したパッケージを「編集」タブから編集することができます。
「一般」タブで、セントラルエンティティは、以下の操作を実行できます。
- 「承認パラメーター…」リンクから、キャンペーンパッケージのレビュー担当者を設定します。
- 実行スケジュールを確認します。
- ローカルエンティティを追加または削除します。
通知 notifications
キャンペーンが使用可能になる、または登録の期限が切れると、ローカル通知グループのオペレーターにメッセージが送信されます。詳しくは、組織エンティティを参照してください。
キャンペーンのオーダー ordering-a-campaign
キャンペーンパッケージが承認され、実装期間に入ると、ローカルエンティティはパッケージにアクセスすることができます。ローカルエンティティには、新しいキャンペーンパッケージが使用可能な日付になりしだい、そのことを知らせるメールが送信されます。
セントラルエンティティによって提供されたキャンペーンを使用するには、ローカルエンティティはキャンペーンをオーダーする必要があります。
キャンペーンをオーダーするには:
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通知メッセージの「キャンペーンをオーダー」をクリックするか、Adobe Campaign の該当するボタンをクリックします。
ID とパスワードを入力して、キャンペーンをオーダーします。インターフェイスは、Web アプリケーションで定義されている一連のページで構成されます。
note note NOTE Web アプリケーションについて詳しくは、こちらの節を参照してください。 -
最初のページで必要な情報(オーダーのラベルとコメント)を入力し、「次へ」をクリックします。
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必要なパラメーターをすべて指定したら、オーダーの承認を受けます。
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ローカルエンティティが所属する組織エンティティのマネージャーに、オーダーの承認を依頼する通知が送信されます。
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承認の情報が、ローカルエンティティとセントラルエンティティに返されます。ローカルエンティティには、そのローカルエンティティのオーダーのみが表示されますが、セントラルエンティティには全ローカルエンティティのオーダーがすべて表示されます(以下の図を参照)。
オペレーターは、オーダーの詳細を表示できます。
「編集」タブには、キャンペーンのオーダー時にローカルエンティティによって入力された情報が表示されます。
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オーダーが最終処理されるには、セントラルエンティティの承認が必要です。
詳しくは、承認プロセスの節を参照してください。
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キャンペーンが使用可能になったことがローカルオペレーターに通知されます。キャンペーンが使用可能かどうかは、「キャンペーン」タブ内のキャンペーンパッケージリストで確認できます。 これで、キャンペーンの使用が可能になりました。詳しくは、キャンペーンへのアクセスを参照してください。
「オーダーを承認してターゲティングを開始」オプションを使用すると、ローカルエンティティはオーダーが承認されしだい、すぐにキャンペーンを実行できます。
オーダーの承認 approving-an-order
キャンペーンのオーダーを確定するには、セントラルエンティティがオーダーを承認する必要があります。
キャンペーンオーダー 概要(「 キャンペーン」タブからアクセス可能)では、キャンペーンオーダーのステータスを確認して承認することができます。
承認プロセス approval-process
メール通知 email-notification
ローカルエンティティがキャンペーンをオーダーすると、レビュー担当者に以下のようなメールが送信されます。
Adobe Campaign コンソールを使用した承認 approving-via-the-adobe-campaign-console
オーダーの承認は、キャンペーンのオーダーの概要で、コンソールから実行することもできます。オーダーを承認するには、オーダーを選択して、「オーダーを承認」をクリックします。
キャンペーンの作成 creating-a-campaign
キャンペーンのオーダーが承認されると、ローカルエンティティはキャンペーンを設定および実行できるようになります。
詳しくは、キャンペーンへのアクセスを参照してください。
承認の却下 rejecting-an-approval
承認を担当するオペレーターは、オーダーまたはキャンペーンパッケージを却下できます。
レビュー担当者がオーダーを却下すると、影響を受けるローカルエンティティに自動的に通知が送信されます。通知には、承認を却下したオペレーターのコメントが表示されます。
却下の情報は、キャンペーンパッケージのリストのページやキャンペーンのオーダーのページにも表示されます。Adobe Campaign コンソールにアクセスできるローカルエンティティは、コンソールで却下の情報を確認できます。
キャンペーンパッケージの「編集」タブで、コメントを表示できます。
レビュー担当者 reviewers
承認が必要になると、レビュー担当者にメールで通知が送信されます。
ローカルエンティティごとに、キャンペーンのオーダーおよびキャンペーンを承認するレビュー担当者が選ばれます。ローカルエンティティのレビュー担当者の選択について詳しくは、組織エンティティを参照してください。
オーダーのキャンセル canceling-an-order
セントラルエージェントは、オーダーのダッシュボードにある「削除」ボタンを使用して、オーダーをキャンセルできます。
この操作により、キャンペーンのオーダー ビューに表示されているキャンペーンがキャンセルされます。