集計の使用 using-aggregates

クエリを作成します。ここでの目標は、データベース内のすべての受信者について、最新の既知の作成日付を割り出すことにあります。そのため、クエリには、フィルターは含まれません。

「データを追加」を選択します。

開いているウィンドウで「フィルタリングディメンションにリンクされたデータ」を選択し、次に、「フィルタリングディメンションデータ」を選択します。

追加するデータ ​ウィンドウで、受信者テーブルの「作成日」フィールドの最大値を割り出す列を追加します。式エディターを使用するか、「max(@created)」と「式」列のフィールドに直接入力します。「終了」ボタンをクリックします。

「追加データを編集」をクリックし、「詳細設定パラメーター…」をクリックします。「ターゲティングディメンションのプライマリキーの自動追加を無効にする」オプションをクリックします。

このオプションにより、どの受信者も結果として表示されなくなり、明示的に追加したデータは維持されません。このケースでは、受信者を作成した最新の日付を参照します。

「重複行を削除（DISTINCT）」オプションのチェックボックスをオンのままにします。

受信者について問い合わせるクエリをメインセットとして定義します。

「リンク」タブで新しいリンクを追加し、以下の手順に従い、開いているウィンドウに情報を入力します。

• 集計に関係する一時なスキーマを選択します。このスキーマのデータは、メインセットのメンバーに追加されます。
• 「単純結合を使用」を選択して、メインセットのすべての受信者に集計結果をリンクします。
• 最後に、リンクが「タイプ 11 シンプルリンク」となるように指定します。

「一般」タブでターゲティングディメンションとして「受信者」を、また、（「インバウンドトランジションスキーマ」アクティビティでフィルタリングをおこなう）フィルタリングディメンションとして「スキーマを編集」をそれぞれ選択します。

「サブセット」タブで「インバウンド母集団に対するフィルター条件を追加」を選択し、「編集…」をクリックします。

式エディターを使用して、集計で割り出した作成日付と受信者の作成日付との間に等価基準を追加します。

データベースのデータタイプフィールドは通常、ミリ秒で保存されます。そのため、同じミリ秒内だけに作成された受信者を取得しないよう、ミリ秒を 1 日に拡張する必要があります。

これをおこなうには、「ToDate」関数を使用して日付と時間をシンプルなものに変換します。この関数は式エディターで使用できます。

この基準に使用する式は次のようになります。

• 式：toDate([target/@created])。
• 値：toDate([datemax/expr####])。ここで、expr#### は、集計機能のクエリで指定した集計と関連があります。