データフィードを使用した一般的な指標の計算
データフィードを使用して一般的な指標を計算する方法について説明します。
exclude_hit = 0
を使用します。データフィードには、データソースのデータも含まれます。データソースを除外する場合は、hit_source = 5,7,8,9
を使用してすべての行を除外します。ページビュー数
- 値が
post_pagename
またはpost_page_url
に含まれる行の数をカウントします。
発生件数
- 合計行数をカウントします。
訪問数
post_visid_high
、post_visid_low
、visit_num
、およびvisit_start_time_gmt
を連結します。- 一意の値の数をカウントします。
visit_num
値を使用することはほとんどありません。オプションですが、訪問をカウントする際には visit_start_time_gmt
を使用して、その訪問がカウントされるようにします。訪問者
ユニーク訪問者(カスタム訪問者 ID、Experience Cloud ID サービスなど)を識別するためにアドビが使用するすべての方法はすべて最終的に、post_visid_high
と post_visid_low
の値として計算されます。これらの 2 つの列を連結することで、どのようにしてユニーク訪問者として識別されたかに関係なく、ユニーク訪問者を識別する際の標準として使用できます。アドビがユニーク訪問者を識別するために使用した方法を理解するには、列 post_visid_type
を使用します。
post_visid_high
とpost_visid_low
を連結します。- 一意の値の数をカウントします。
カスタムリンク、ダウンロードリンクまたは離脱リンク
-
次の行数をカウントします。
post_page_event = 100
(カスタムリンクの場合)post_page_event = 101
(ダウンロードリンクの場合)post_page_event = 102
(離脱リンクの場合)
カスタムイベント
すべての指標は、post_event_list
でコンマ区切りの整数としてカウントされます。event.tsv
を使用して、数値を目的のイベントと照合します。例えば、post_event_list = 1,200
は、ヒットに購入イベントとカスタムイベント 1 が含まれていることを示します。
post_event_list
内にイベント参照の値が出現する回数をカウントします。
滞在時間
ヒットは、最初に訪問ごとにグループ化してから、訪問内でのヒット数に従って並べ替える必要があります。
post_visid_high
、post_visid_low
、visit_num
、およびvisit_start_time_gmt
を連結します。- この連結された値で並べ替えてから、2 番目の並べ替え条件
visit_page_num
を適用します。 - ヒットが 1 回の訪問で最後のヒットでない場合は、後続の
post_cust_hit_time
の値からpost_cust_hit_time
の値を引きます。 - この数は、ヒットに費やした時間(秒)です。フィルターを適用して、ディメンション項目やイベントに焦点を当てることができます。
注文件数、数量、売上高
currency
の値がレポートスイートの通貨と一致しない場合は、その日のコンバージョン率を使用して換算されます。post_product_list
列では換算後の通貨値が使用されるので、この列の通貨はすべてのヒットで同じになります。
-
duplicate_purchase = 1
の行をすべて排除します。 -
event_list
に購入イベントが含まれる行のみを含めます。 -
post_product_list
列を解析してすべての価格データを抽出します。post_product_list
列の形式はs.products
変数と同じになります。 -
目的の指標を計算します。
- 行数をカウントして注文数を計算する
- 製品文字列の
quantity
の数を合計して数量を計算する - 製品文字列の
price
の数を合計して売上高を計算する