仮想レポートスイートの制限
仮想レポートスイートには次の制限があります。
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また、セグメントのすべての制限が仮想レポートスイートに適用されます。
仮想レポートスイートは、レポートスイートに適用されるセグメントに過ぎません。各レポートスイートは独自の Data Warehouse と独自のデータフィードを持つので、複数のレポートスイートを使用すると、セグメントでは提供されない利点が得られます。
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リアルタイムレポート
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設定と変数名は、完全なレポートスイートのようにカスタマイズすることはできません。
仮想レポートスイートとマルチスイートタグ付けの比較
機能 | 仮想レポートスイート | マルチスイートタギング |
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リアルタイムまたは「現在のデータ」のレポーティング | × | ○ |
すべての Analytics ツール(Analysis Workspace、Report Builder など)で機能 |
はい。メモ: 仮想レポートスイートとして編集および識別できるのは、Analytics/ コンポーネント / 仮想レポートスイート のみです。 ただし、他のツール内でも、レポートスイートのドロップダウンで選択することは可能です。 重要:レポート時間処理と変数のカスタマイズを含む仮想レポートスイートは、現在Adobe Report Builderではサポートされていません。 | ○ |
データのアップロード(分類、データフィードなどを使用) | × | ○ |
DL レポート、ブックマーク、ダッシュボード、ターゲット、アラート、セグメント、計算指標などの作成: | ○ | ○ |
権限グループへの個別の追加 | ○ | ○ |
管理者機能を使用した個別設定の編集(管理者/レポートスイート) | ×(親レポートスイートの設定を継承) | ○ |
仮想レポートスイートとマルチスイートタグ付けの組み合わせ
場合によっては、仮想レポートスイートとマルチスイートタグ付けの両方を使用する利点があります。
例えば、小売業者は、ブランドごとにレポートスイートを使用したうえで、各ブランドの仮想レポートスイートを使用して地域別にデータを分割することができます。同様に、スポーツ競技組織では、チームごとにレポートスイートを使用したうえで、仮想レポートスイートを使用してチームの地域のファンと地域外のファンとを分けることができます。