FTP を使用した分類データのエクスポート

この FTP オプションによって、データセットをより柔軟にダウンロードできます。例えば、複数のレポートスイートのデータをダウンロードしたり、50,000 を超えるデータ行のあるデータセットファイルをダウンロードしたりできます。FTP を使用して分類データをダウンロードする前に、FTP アカウントを作成します。

データフィルターを適用する場合は、次の点を考慮してください。

  • データフィルターの定義でワイルドカードを使用できます。アスタリスク * は 0 文字以上に一致し、疑問符 ? は 1 文字に一致します。?* を使用すると、1 文字以上の任意の文字と一致します。

  • 通常、2 つのタイプのデータフィルターを使用してダウンロードする場合は、両方のルールに一致する行のみがダウンロードされます。ただし、次の例外が適用されます。

    • 「空白コラムのある行」で「すべてのコラム」を選択した場合、最初のルールで指定した列以外のすべての列で、空白かどうかが確認されます。この例外によって、最初のルールに一致する列があり、他の列はすべて空白の行をダウンロードすることができます。
    • 空白列に基づいてデータ行をダウンロードする場合、最初のルールで指定した列以外のすべての列で空白かどうかが確認されます。
    • 2 つのフィルタールールで同じ列が指定された場合(両方の条件を満たすことはほぼ不可能)、最初のルールに一致する行だけがダウンロードされます。
    • FTP エクスポートには 30 列の制限があります。

FTP を使用した分類のエクスポート

次の手順では、FTP を使用して Adobe Analytics から分類をエクスポート(ダウンロード)する方法について説明します。

  1. FTP アカウントの作成.
  2. 管理者/分類インポーターに移動します。
  3. FTP インポート」タブをクリックします。
  4. FTP エクスポートのフィールドを設定します。
  5. ファイルのエクスポート」をクリックします。
  6. データセットをローカルシステムに保存します。

フィールドの説明

要素
説明
レポートスイートの選択
レポートデータのエクスポート元となるレポートスイートを選択します。
分類するデータ セット
分類するデータセット(レポート)をドロップダウンメニューから選択します。
行数の選択

エクスポートするデータの行数を指定します。

  • すべてのレポートデータをダウンロードする場合は、「すべて」を選択します。
  • ダウンロードする行の数を指定する場合は、「データ行の制限」を選択します。
受信日別にフィルター
(オプション)受信日でデータをフィルターします。ダウンロードするデータの日付範囲を指定します。
データフィルターの適用
(オプション)データ条件でデータセットをフィルターします。ダウンロードをフィルタリングし、特定の値を含むデータ行や、列(分類)の値が割り当てられていないデータ行をダウンロードに含めることができます。
日付フィルター
(任意)キャンペーンデータでデータをフィルターします。アクティブなキャンペーンのデータのみをダウンロードしたり、特定の日付範囲内に開始(または終了)するキャンペーンを選択したりできます。
数値 2 をエクスポート
数値 2 分類は、インポーターを使用してシステムにインポートできます。数値 2 分類は、マーケティングチャネルレポートのコストおよび予算額の値など、各商品に対して時間の経過と共に変化する変数を使用する場合に役立ちます。
FTP アカウント
アドビがデータファイルをダウンロードする FTP サーバーについて、ホスト名、ポート、ダウンロード先ディレクトリのパス、ユーザー名、パスワードなどの情報を指定します。
通知
この FTP ダウンロードに関する通知を受信する電子メールアドレスを指定します。
エンコード
データファイルの文字エンコードを選択します。デフォルトのエンコード形式は、分類がアップロードされたエンコードに基づいて、UTF-8 または ISO-8859-1 となります。「UTF-8 から UTF-16」は、UTF-8 でエンコードされた分類を UTF-16 エンコードに変換します。「ISO-8859-1 から UTF-16」は、ISO-8859-1 でエンコードされた分類を UTF-16 エンコードに変換します。
注意: UTF-16 への変換を選択した場合は、変換元のエンコードが元のアップロードのエンコードと一致している必要があります。一致していないと、予期しない結果が発生する可能性があります。アップロードするすべてのファイルを BOM なしの UTF-8 でエンコードすることをお勧めします。
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