Analysis Workspace のパフォーマンスの最適化
Analysis Workspace のプロジェクトのパフォーマンスは、様々な要因の影響を受けます。これらの要因を理解することで、プロジェクトの計画と構築を最適な方法で進めることができます。
Analysis Workspace のパフォーマンスについてのインサイトを得るには、次の手順を行います。
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ヘルプ/パフォーマンスを選択します。
ネットワーク、ブラウザー、プロジェクト要因など、プロジェクトのパフォーマンスに影響を与える要因を表示するモーダルダイアログを確認できます。最も正確な結果を得るには、プロジェクトを読み込んでからパフォーマンスページを開きます。- 「現在のプロジェクト」列には、現在のプロジェクトとユーザー環境の結果が表示されます。
- 「ガイドライン」列には、各要因に対するアドビの推奨しきい値が表示されます。
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レポートを内部組織内で共有したり、アドビサポートと共有したりできるよう「CSV 形式でダウンロード」を選択して、パフォーマンスレポートをダウンロードします。
ネットワーク要因
ネットワークの要因には、次のものがあります。
ブラウザー要因
ブラウザーの要因には次のものがあります。
これらのアクションで問題が解決されない場合は、IT チームとハードウェアの詳細について話し合ってください。
これらのアクションで問題が解決されない場合は、IT チームとハードウェアの詳細について話し合ってください。
プロジェクト要因
プロジェクト要因には次のものがあります。
また、プロジェクトで使用される前年比の比較数を最小限に抑えます。前年比を計算する際には、対象となる月の間になる 13 か月分のデータ全体を参照して計算が行われます。この比較は、パネルの日付範囲を過去 13 か月に変更した場合と同じ影響を与えます。
リクエスト要因
リクエスト要因
次の図と条件を使用して、リクエストがどのように処理されるか、処理時間に影響を与える様々な要因について学習します。
リクエスト処理図
リクエスト処理条件
リクエストが開始されてから完了するまでに必要な時間。ガイドラインは 15 秒です。
上のリクエスト処理図では、リクエスト時間は、Analysis Workspace リクエストの開始から Analysis Workspace リクエストの完了までの完全なプロセスを表しています。
リクエストが開始されてから完了するまでに必要な時間。
上のリクエスト処理図では、リクエスト時間は、Analysis Workspace リクエストの開始から Analysis Workspace リクエストの完了までの完全なプロセスを表しています。
Analysis Workspace には、任意のセグメントで使用される文字列のハッシュのみが保存されるので、プロジェクトを処理するたびに、ハッシュと適切な値を照合するために 参照 が実行されます。ガイドラインは 2 秒未満です。
ハッシュと一致する可能性のある値の数によっては、これらの参照が、リソースを大量に消費するプロセスになる可能性があります。
上のリクエスト処理図では、参照時間は 参照 フェーズ(リクエストエンジン処理フェーズの時点)で表されています。
リクエストが処理されるまでのキュー内の待機時間の合計。ガイドラインは 5 秒未満です。
上のリクエスト処理図では、キュー時間は リクエストエンジンキュー フェーズと サーバーキュー フェーズで表されています。
リクエストの処理にかかる平均時間。
上のリクエスト処理図では、平均サーバー処理時間が サーバーキュー フェーズと サーバー処理 フェーズで表されています。ガイドラインは 10 秒です。
すべてのリクエストの処理に同じ時間が必要なわけではありません。リクエストの複雑さは、リクエストの処理に必要な時間をおおまかに把握するのに役立ちます。ガイドラインは「中」以下です。
指定できる値には以下のものがあります。
- 低
- 中
- 高
この値は、次の列の値の影響を受けます。
- 月の境界
- 列
- セグメント
その他の要因
ヘルプ/パフォーマンスには、次のような要因は含まれません。
セグメントを複雑にする要因には、以下のものがあります(影響の大きい順)。
- 演算子には contains(次を含む)、contains any of(次のいずれかを含む)、matches(次と一致する)、starts with(次で開始する)、または ends with(次で終わる)などがあります。
- 順次セグメント化(特にディメンション制限(Within/After)が使用されている場合)
- セグメントで使用されているディメンション内の一意のディメンション項目の数(例えば、ページに一意の項目が 10 個ある場合は Page = 'A' の方が、一意の項目が 100,000 個ある場合の Page = 'A' より速くなります)。
- 使用されるディメンションの数(例えば、Page = 'Home' と Page = 'Search result' は、eVar 1 = 'red' と eVar 2 = 'blue' の場合より速くなります)
- 多くの OR 演算子(AND の代わりに)
- 様々なスコープの入れ子になったコンテナ(例えば、「訪問者」内にある「訪問」内のヒット)
複雑さの要因には回避できないものがありますが、セグメントの複雑さを軽減できないか検討してください。一般的に、より具体的なセグメント条件を指定するほど処理が速くなります。次に例を示します。
- コンテナでは、セグメントの最上部で単一のコンテナを使用する方が、ネストされた一連のコンテナよりも高速になります。
- 演算子を使用した場合、equals(次に等しい)は contains(次を含む)よりも速く、equals any of(次のいずれかと等しい)は contains any of(次のいずれかを含む)よりも速くなります。
- 多くの条件では、AND 演算子は一連の OR 演算子よりも高速になります。
多くの OR 文を 1 つのequals any of(次のいずれかと等しい)文に減らせる機会がないか探します。
分類を使用すると、多数の値を簡略化されたグループに統合し、それらのグループからセグメントを作成できます。分類グループをセグメント化すると、多数の OR 文や contains(次を含む)条件を含むセグメントのパフォーマンスが良くなります。
ビジュアライゼーションの複雑さが増す要因は、以下のとおりです。
- リクエストされるデータ範囲
- フリーフォームテーブルの行として使用されるセグメントなど、適用されるセグメントの数
- 複雑なセグメントの使用
- フリーフォームテーブルでの静的項目の行または列
- フリーフォームテーブルの行に適用されるフィルター
- 含まれている指標(特にセグメントを使用する計算指標)の数
業務上重要なデータポイントに対してセグメントと計算指標を使用することが多い場合は、そのデータポイントを現在よりも直接的に把握できるように実装を改良することを検討します。Adobe Experience Platform のタグとアドビの処理ルールを使用すると、実装の変更を素早く簡単に行うことができます。
Analysis Workspace で生産性を高めるヒント
デモビデオについては、