データ要素の概要
Analysis Workspace のデータ要素は、ユーザーと管理者の両方が Analytics 環境のコンポーネントを追跡し、よりよく理解するのに役立ちます。
Analytics 管理者は、データ要素の各コンポーネントに関する情報を調整して、ユーザーが利用できるようにする責任があります。
ユーザーにとってのメリット
データ要素は、ユーザーが使用可能な各コンポーネントをよりよく理解するのに役立ちます。
データ要素には、次の情報が含まれます。
-
コンポーネントの機能と使用目的
-
表示しているコンポーネントで通常使用されるコンポーネント
-
表示しているコンポーネントに類似するコンポーネント
-
コンポーネントがシステム管理者によって承認済みであるかどうか
データ要素へのアクセス方法と、データ要素に含まれる情報について詳しくは、データ要素でのコンポーネント情報の表示を参照してください。
管理者にとってのメリット
データ要素は、システム管理者が Analytics 環境内のコンポーネントを追跡し、キュレートするのに役立ちます。
Analytics 管理者がデータ要素を使用する方法の一部を以下に示します。
-
統合が必要な重複コンポーネントを識別します。
-
データを収集していないコンポーネントを識別して、更新または削除できるようにします。
-
まだ承認されていないコンポーネントを識別します。
-
コンポーネントの説明を Analysis Workspace で直接更新します。データ要素のコンポーネントの説明に対して行われた更新は、レポートスイートに反映されます。
同様に、レポートスイートのコンポーネントの説明に対して行われた更新は、Analysis Workspace に反映されます。
コンポーネントの説明を Analysis Workspace またはレポートスイートに追加する方法について詳しくは、コンポーネントの説明の追加を参照してください。
データ要素へのアクセス
Analysis Workspace 内で、次のいずれかの方法でデータ要素にアクセスできます。
-
左側のパネルの「データ要素」アイコンから。
-
コンポーネントの情報ポップオーバー内の「データ要素」アイコンから。
データ要素で使用できる様々なオプションについて詳しくは、データ要素でのコンポーネント情報の表示を参照してください。
データ要素の更新とキュレーション
Analytics 管理者は、データ要素の正常性の監視で説明しているように、組織のデータ要素を正常に保持する責任があります。
このプロセスの一環として、Analytics 管理者は、データ要素でのコンポーネントエントリの編集で説明しているように、データ要素内の各コンポーネントに関する情報を編集できます。
データ要素を移動、最小化または閉じる
データ要素を開くと(データ要素へのアクセスで説明しているように)、Analysis Workspace の上にウィンドウとして表示されます。
データ要素ウィンドウは、次のいずれかの方法で操作できます。
-
Analysis Workspace 内の任意の領域にドラッグ
Analysis Workspace を閉じて再度開いた場合、データ要素ウィンドウは最後に移動した場所に残ります。
-
最小化
最小化すると、データ要素は、Analysis Workspace の右下隅に青いタブとして表示されます。
青いタブを選択すると、データ要素が開き、最後に表示していたコンポーネントが表示されます。
-
閉じる