IP アドレスで除外
最終更新日: 2025年3月27日
- トピック:
- 管理ツール
作成対象:
- 管理者
レポートから、社内の Web サイト活動、サイトのテスト、従業員の使用量など、特定の IP アドレスからのデータを除外できます。IP アドレスデータを除外することにより、レポートの精度が向上します。さらに、データを歪曲するサービス妨害(DoS)や悪意のあるイベントからデータを除外することもできます。
IP アドレスでデータを除外するには、以下に説明するように除外を設定するか、 ファイアウォールを設定します。
IP アドレスによる除外の設定
IP アドレスで除外を設定する場合は、次の点を考慮してください。
- IP アドレスによって除外されたヒットは、サーバーコールとして請求されます。
- プライベート IP アドレスを除外する必要はありません。外部 IP アドレスのみがアドビのデータ収集サーバーに到達します。プライベートアドレスには、
10.*.*.*
、192.168.*.*
、172.[16-31].*.*
および169.254.*.*
が含まれます。 - ワイルドカード(*)を使用すると、アドレス範囲を除外することができます。 例えば
0.0.*.0
と入力すると、0.0.0.0
と0.0.255.0
の間の IP アドレスがすべて除外されます。IP アドレスは 50 つまで除外できます。 - 除外された IP アドレスからのデータは、除外が設定されてから 5 分以内にシステムに到達する新しいヒットについて除外されます。
- IP アドレスが変更される以前にキャプチャされたヒットのデータは影響を受けません。
IP アドレスで除外を設定するには:
-
Adobe Analyticsで、管理者 / すべての管理者 を選択します。
-
管理者ページで「IP で除外」を選択します。
IP の不明化の影響
IP の不明化を有効にすると、IP アドレスが不明化される前に IP の除外がおこなわれるので、IP の不明化を有効にする際に、お客様は何も変更する必要はありません。
最後のオクテットが削除されると、IP フィルタリングの前に行われます。最後のオクテットが 0 に置換されるので、末尾が 0 の IP アドレスに一致するように IP 除外ルールを更新します。「* に一致」は、0 にも一致します。