ISBLANK 式と CONTAINS 式の使用

CONTAINS 式と ISBLANK 式の両方を使用して、単純な true または false の値を指定します。違いは、ISBLANK 式がフィールドに値を保持しているかどうかをチェックするのに対し、CONTAINS 式はフィールド内の特定の文字列を検索しているという点です。

例えば、プロジェクトに説明が含まれているかどうかを確認するには、ISBLANK 式を使用します。説明フィールドが空白の場合、式は true の値を返します。説明フィールドが空白でない場合は、値 false を返します。

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説明内で特定の値(「charity event」など)を検索するには、CONTAINS テキスト式を使用します。説明内に「charity event」が見つかった場合、計算フィールドには「true」と表示されます。「charity event」が見つからない場合は、「false」と表示されます。

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ISBLANK

ISBLANK テキスト式には、式の名前と 1 つのデータポイントが含まれます。

ISBLANK({data point})

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上の例(プロジェクトに説明が含まれているかどうかを知りる)では、式は次のようになります。

ISBLANK({description})

次を含む

CONTAINS テキスト式には、式の名前、検索する単語やフレーズおよび検索対象のフィールドを含めます。

CONTAINS("phrase",{fields})

検索する単語やフレーズは必ず引用符で囲んでください。引用符を付けないと、式が無効になります。

上の例(プロジェクトの説明で「charity event」を検索する場合)では、式は次のようになります。

CONTAINS("charity event",{description})

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メモ:CONTAINS 式では大文字と小文字が区別されます。例えば、説明フィールドで「Charity Event」と大文字で表記されている場合は、式の中でも大文字を使用してそのフレーズを検索します。

CONTAINS("Charity Event",{description})

ISBLANK 式と CONTAINS 式はどちらも、値が存在するかどうかを調べる場合に使用すると便利です。ただし、値が何であるかを知るには、実際にそれを確認したり、何らかの記述子があった方が、より良い洞察を得ることができるかもしれません。

例えば、プロジェクトがリクエストから転換されたことだけでなく、元のリクエストの名前を知る必要があるとします。

その場合は、CONTAINS 式を IF 式と共に使用します。

ISBLANK テキスト式と CONTAINS テキスト式は、IF テキスト式と一共に使用されることがよくあります。

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