Adobe Experience Cloud の新機能および修正点です。
Adobe Priority Product Update をご購読いただくと、今後のリリース予定が電子メールにて通知されます。通知はリリースの 3~5 営業日前に届きます。リリース後に発表された新情報には、更新の日付が明記されます。
リリース日:2019 年 8 月 8 日
Experience Platform、Experience Cloud インターフェイス、製品管理、Experience Platform Launch、ID サービスおよびセキュリティ情報に関するリリースノートです。
製品ドキュメントについては、Experience Cloud を参照してください。
リリースノートおよび製品ドキュメントについては、Experience Platform Launch を参照してください。
Adobe Analytics の新機能および修正点です。
製品ドキュメントについては、Adobe Analytics ヘルプホームを参照してください。
機能 | 説明 |
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SameSite cookie 設定のサポート | SameSite cookie 設定が Analytics によって設定されるすべての cookie に追加されます。この変更により、SameSite cookie フィールドが必要な Chrome のアップデートに準拠できます。Analytics cookie のデフォルト値は none です。ファーストパーティドメイン(例:stats.domain.com)のみをご利用の場合は、lax を設定するようカスタマーケアに依頼することもできます。 |
Workspace:ドロップダウンの項目の上限が 50 から 200 に増加 | ドロップダウンフィルターに配置できる項目の最大数を 50 から 200 に増加しました。この強化は、すべての国(195)やすべての都道府県(52)をフィルターに追加するなどの状況への対応を可能にします。 |
A4T 指標への Attribution IQ の有効化 | アクティビティインプレッション、アクティビティコンバージョンの 2 つの Analytics for Target(A4T)指標で Attribution IQ を利用できるようになりました。以前は、Analysis Workspace では、これらの指標は Reports & Analytics に比べて膨らむ傾向にありました。この変更により、「同じタッチ」のアトリビューションモデルを適用できるようになり、Analysis Workspace と Reports & Analytics が一致するようになります。 |
通知 | 追加日または更新日 | 説明 |
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履歴タイムゾーンオフセットのサポート | 2019 年 8 月 9 日 | Analytics は、タイムスタンプ付きのヒットに対して、タイムゾーンオフセットを自動的に処理するようになりました。この変更に従い、履歴処理用にデータで読み込むシステムは、データで送信する前にタイムゾーンオフセットを調整する必要がなくなりました。 |
分類ルールビルダーの制限 | 追加日:2019 年 6 月 6 日 | これらの制限は新しいものではありませんが、こちらのドキュメントに追加されました。 |
新しいセグメント演算子の制限 | 追加日:2019 年 6 月 1 日 | 2019 年 7 月 19 日以降、セグメント演算子「次のいずれかを含む」、「次のいずれかを含まない」、「次のすべてを含む」および「次のすべてを含まない」は、入力フィールドあたり 100 語に制限されます。この制限は、この日以降、すべての新しいセグメントおよび変更されたセグメントに適用されます。制限を超過している既存のセグメントは、引き続きサポートされますが、入力フィールドが減らされるまで変更または保存できません。これらの制限は、クエリパフォーマンス向上のための継続的な取り組みの一環として適用されています。 |
日付分類および数値 2 分類に関するサポートの変更予定 | 更新日:2019 年 5 月 29 日 | 数値 2 分類および日付分類をインポートする機能が廃止されます。この変更は 2019 年 7 月のメンテナンスリリースから有効になります。「Numeric(数値)」列または「Date-Enabled(日付)」列がインポートファイルにある場合、それらの値は警告なく無視され、そのファイル内の他のすべてのデータは通常どおりインポートされます。 インポート済みの既存の分類は、通常の分類ワークフローで引き続きエクスポートでき、レポートで使用できます。 |
レポートの合計の計算に対する変更 | 更新日:2019 年 7 月 10 日 | 2019 年 6 月 19 日に、Adobe Analytics では、レポートの合計値の算出方法をすべてのディメンションおよび指標で共通化しました。これにより、一部のレポート(通常、Prop または顧客属性レポート)の合計が変更されます。この変更以前は、レポートに未指定が表示されているかどうかにかかわらず、合計に未指定の行項目を含めるレポートと含めないレポートが混在していました。 2019 年 6 月 19 日以降は、レポートの項目に「未指定」と表示されなくても、レポートの合計値に常に含められるようになります。さらに、存在するまたは存在しないロジックを使用するセグメントは、この変更後、一部のディメンションで異なる結果が表示される可能性があります(特に、未指定を特有な値としてレポートするディメンションに影響します。リファラータイプディメンションの「手動入力/ブックマーク」行項目やデバイスタイプディメンションの「その他」行項目が該当します)。この変更は、Analysis Workspace、Reports & Analytics、Ad Hoc Analysis、Report Builder およびレポート API に影響します。 注意:この レポート合計 の計算は、「総計」と呼ばれます。「Analysis Workspace:フリーフォームテーブルの合計の更新」(2019 年 10 月リリースノート)。 |
Analysis Workspace CSV ダウンロード機能の更新点 | 2019 年 4 月 11 日 | 2019 年 4 月 11 日以降、CSV ダウンロードおよびクリップボードへのコピー(Analysis Workspace)にいくつかの変更が加えられ、書き出されたデータから書式が削除されます。
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Analysis Workspace Debugger コマンドの変更 | 2019 年 4 月 5 日 | Analysis Workspace Debugger をオンにするためのコンソールコマンドは、2019 年 6 月 13 日に adobeTools.debug.includeOberonXml に変更されます。この日以降、adobe.tools.debug.includeOberonXml は、機能しなくなります。 |
モバイルブラウザーのバージョン番号 | 2019 年 2 月 8 日 | 2019 年 1 月 9 日より、モバイルブラウザーバージョン番号を 2 桁から 1 桁に変更しました。それ以降は、バージョンは最初の2つのレベルのみを表示します( Firefox 64.0.2 は Firefox 64.0と表示されます)。 |
Ad Hoc Analysis のサポート終了 | 2019 年 1 月 30 日 | 2018 年 8 月 7 日、アドビは Ad Hoc Analysis のサポート終了の意向を表明しました。サポート終了日については確定次第お知らせします。 サポート終了の予定や詳細については Discover Workspace を参照してください。 |
短い Analytics レポートリンク | 2019 年 1 月 15 日 | 2019 年 1 月 18 日(金)以降、直近 1 年間に訪問されていない短い Analytics レポートリンクは、定期的に削除されるようになります。 |
TLS 1.0 のサポート終了 | 更新日:2019 年 1 月 11 日 | 2019 年 2 月 11 日現在、Adobe Analytics レポートで TLS(Transport Layer Security)1.0 の暗号化がサポートされなくなっています。この変更は、最高レベルのセキュリティ基準を維持して、お客様のデータの安全を確保するための継続的な取り組みの一環です。2019 年 2 月 12 日以降に Adobe Analytics レポートに接続できない場合は、ブラウザーを最新バージョンにアップグレードしてください。 2019 年 2 月 20 日以降、Adobe Analytics のデータ収集で TLS 1.0 がサポートされなくなりました。この変更により、TLS 1.1 以上をサポートしていない旧型のデバイスや Web ブラウザーを使用しているエンドユーザーの Analytics データは収集されなくなりました。この変更が、お客様の顧客のデータやレポートに大きな影響を及ぼすことはないと認識しています。(お客様の Web サイトが既に TLS 1.0 をサポートしていない場合、影響は一切ありません。) 2019 年 4 月 11 日以降、Adobe Analytics レポート API は TLS 1.0 の暗号化をサポートしていません。API にアクセスするお客様は、この変更による影響の有無を確認してください。
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データフィード:post_product_リスト列 — サイズ変更 | 2019 年 1 月 10 日 | 2019 年 2 月 8 日、post_product_list 列のサイズを 64 KB から 16 MB に拡張されました。この変更は、処理中に post_product_list に追加されるマーチャンダイジング eVar 値により、製品および売上高の値の切り捨てが発生しないようにします。post_product_list の値を取得する処理を実行する場合、これらの処理が最大 16 MB の値に対応できるようにしてください。またはデータ取得の失敗を避けるために、値が 16 KB に達した時点で値を切り捨てるようにしてください。 |
Analytics Live Stream エンドポイントの管理における変更点 | 2018 年 12 月 21 日 | 2019 年 2 月 2 日以降、顧客からのアクティブな接続が 90 日間なかった Live Stream エンドポイントが無効化される場合があります。使用中の Live Stream エンドポイントについてはサポートに問い合わせて確認でき、必要に応じて再度有効にすることができます。また、サービス規定に従って顧客のプロセスで永続的な接続が維持されるように注意し、接続が切断されたり中断されたりしたときには再接続するように実装してください。 |
TLS 1.0 のサポート終了に伴う Adobe Report Builder の更新 | 2018 年 9 月 8 日 | TLS 1.0 のサポート終了に伴い、Report Builder ユーザーの皆様には 2019 年 2 月までにバージョン 5.6.21 をダウンロードされることをお勧めします。この日以降、以前のバージョンの Report Builder は機能しなくなります。 |
AppMeasurement 2.17.0 は、2019 年 8 月 23 日にリリースされました。
機能/修正 | 説明 |
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Baidu サポートの追加 | Baidu クエリ文字列の並べ替えのサポートが追加されました。 |
修正 | オプトインの待機中にキューに登録されたヒットの訪問者の値が更新されない問題を修正しました。 |
AppMeasurement 2.16.0 は、2019 年 8 月 8 日にリリースされました。
機能 | 説明 |
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sendBeacon が離脱リンクをサポート |
AppMeasurement による離脱リンク計測において、ブラウザーの sendBeacon 機能が活用されるようになりました。これにより、離脱リンクトラッキングの精度が向上し、コール数が増加することがあります。 |
ECID/fid の値 | ECID/fid の値は、オプトイン設定が変更された場合でも、最初のヒット時にキャッシュされるようになりました。 |
DIL 9.3 | Audience Manager モジュールを DIL 9.3 に更新しました。 |
リーチトラッキングのスクロール | スクロールリーチのトラッキングをオン/オフするための s.ActivityMap.trackScrollReach の設定が追加されました。 |
訪問者 ID サービス 4.4.0 | 訪問者 ID サービス 4.4.0 を使用するようになりました。 |
次のプラットフォームの AppMeasurement のリリース履歴については、AppMeasurement リリース履歴を参照してください。
修正点および改善点
Adobe Experience Manager(AEM)の新機能、修正点および更新です。安定性、セキュリティ、パフォーマンスを高めるために、オンプレミス環境のお客様には最新のパッチをデプロイすることをお勧めします。
Digital Publishing Suite Classic(DPSC)は、2019 年 8 月 31 日にサポートを終了します。詳しくは、Digital Publishing Suite Classic の提供終了に関する FAQ を参照してください。
Adobe Campaign は、オンラインおよびオフラインのマーケティングチャネルにわたって 1 対 1 のメッセージを届けるために直感的で自動化された方法を提供します。顧客の習慣や好みによって特定されたエクスペリエンスを利用して、顧客が欲しいものを予測できるようになりました。
機能 | 説明 |
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External API Activity(パブリックベータ) | より深くパーソナライズするために、External API Activity の REST API 呼び出しを利用してデータを外部システムからワークフローに持ってくることができます。REST エンドポイントは、顧客管理システム、Adobe I/O Runtime または Adobe Experience Cloud REST エンドポイント(例:Data Platform、Target、Analytics、Campaign)を指定できます。この機能は、現在、パブリックベータです。詳しくは、詳細なドキュメントとハウツービデオを参照してください。 |
ワークフローセグメントに関するレポート | この機能を使用すると、マーケティング担当者は配信パフォーマンスをセグメントコードで分類できます。ワークフローを作成し、セグメントアクティビティを使用して、配信母集団にセグメントを割り当てる場合、これらのセグメントは同じ配信に含めることができるようになりました。これにより、1 回の配信内の複数のセグメントに基づいた開封数/クリック数の統計を表示できます。詳しくは、詳細なドキュメントとハウツービデオを参照してください。 |
Campaign Classic 19.1.3 の更新 – ビルド 9031
新しいコントロールパネルの機能には、データ/ファイル転送用に Campaign Classic が接続する URL を追加する機能が含まれます。
コントロールパネルは、AWS でホストされる Adobe Campaign Classic および Adobe Campaign Standard の両方のお客様が利用できます。コントロールパネルにアクセスするためにアップグレードする必要はありません。
8 月 10 日のリリースに向けて 2019 年 8 月 9 日に更新