パス分析に基づくアクションパスレポートには、アプリ内の状態間の移行時にたどったパスを表すパスチャートが表示されます。
ビューパスおよびアクションパスレポートは、両方ともパスレポートです。ビューパスレポートは、アプリにおけるユーザーの画面間の遷移を表示します。ビューアクションレポートは、ユーザーがアプリでおこなう一連のアクションおよびイベント(クリック、選択、サイズ変更など)を表示します。
ファネルレポートを使用すると、ナビゲーションとアクションを 1 つのレポートに組み合わせることができます。詳しくは、「ファネル」を参照してください。
ボックスのような形状をした各ノードは、ユーザーがアプリを操作したときにたどったパスの特定の状態を表しています。例えば、上の図では、一番上のノードは、アプリを起動し、ギャラリーから写真を選択したユーザーの数を表しています。
オプションを表示してグラフを変更するには、ノードをクリックして、「フォーカス」または「展開」をクリックします。例えば、一番上のノードの PhotoPicked 状態をクリックすると、フォーカスアイコンと展開アイコンが表示されます。
展開するには、+ アイコンをクリックします。このオプションは、ノードに入る(またはノードから出る)追加のパスを表示します。下の図では、状態 1 がアプリを起動し、状態 2 が写真(以前に展開したアイテム)を選択しています。状態 3 には、ユーザーがたどった様々なパスが含まれています。
状態の展開は、ファネルと似ています。
そのノードに焦点を当てて、選択したノードに入るパス、および選択したノードから出るパスを表示するには、アイコンをクリックします。下の図では、ユーザーが写真を選択する前に、次のパスが完了しています。
写真を選択したユーザーのうち、写真を選択した後に完了したのは、次のパスです。
複数のノードに焦点を合わせたり、ノードを展開したりして、ユーザーがアプリ内でたどるパスを詳細に把握できます。以下に例を示します。
このレポートでは、次のオプションを設定できます。
期間
カレンダーアイコンをクリックしてカスタムの期間を選択するか、またはドロップダウンリストからあらかじめ設定されている期間を選択します。
カスタマイズ
「表示方法」オプションを変更したり、指標およびフィルターを追加したり、追加のシリーズ(指標)を追加したりして、レポートをカスタマイズします。詳しくは、「レポートのカスタマイズ」を参照してください。
フィルター
「フィルター」をクリックし、様々なレポートにわたるフィルターを作成して、すべてのモバイルレポートにおけるセグメントのパフォーマンスを確認します。共通フィルターを定義すると、パス(画面遷移)レポート以外のすべてのレポートに適用できます。詳しくは、「共通フィルターの追加」を参照してください。
ダウンロード
「PDF」または「CSV」をクリックして、ドキュメントをダウンロードするか開いて Mobile Services へのアクセス権を持たないユーザーと共有したり、プレゼンテーションで使用したりします。