日付範囲オプション、Analytics セグメントおよびカスタムセグメントを含む、プッシュメッセージのオーディエンスオプションを定義および設定できます。
プッシュメッセージ用のオーディエンスセグメントを作成すると、レポートスイートや仮想レポートスイートに 1 つ以上のアプリのデータが含まれる場合があるので、セグメントに1つ以上のアプリのユーザーが関与する可能性があります。有効なレポートスイートについて詳しくは、「仮想レポートスイート」を参照してください。
Adobe Mobile Services では、マーケターはプラットフォームごとに 1 つのアプリにしかプッシュできません。マーケターが複数のアプリからのユーザーを含むセグメントにプッシュしようと試みると、処理を続行することで重大なプッシュエラーが発生し、ユーザーがブロックリストに追加される可能性があるという警告が表示されます。プッシュの失敗が発生した場合は、「プッシュメッセージの失敗の解決」(プッシュメッセージのトラブルシューティング)を参照してください。
セグメント定義で Audience Manager データを使用するには、Audience Analytics を参照してください。
アプリユーザーがブロックリストに記載された場合、マーケターは、それらの影響を受けたユーザーに二度とプッシュメッセージを送信できません。
複数のアプリにわたるユーザーを含むオーディエンスセグメントを選択すると、次のアラートが表示される可能性があります。
アプリ名は、Mobile Services SDK によって <app name> <version number> (<bundle id>)
の形式で Adobe Analytics に自動的に送信される appId(一部省略したもの)に基づいています。
<version number> はオプションです。
バージョンでは最大 6 セットの数字、バンドル ID で 5 セットの数字が削除されます。
以下に例を示します。
Bea[rd]cons 1.0 (123)
は Bea[rd]cons
と表示されます。Bea[rd]cons 1.2 (1.2)
は Bea[rd]cons
と表示されます。Bea[rd]cons 1.2.3.4.5.6.7 (1111)
は Bea[rd]cons .7
と表示されます。Bea[rd]cons 1.2.3. (1.2.3.4.5.6)
は Bea[rd]cons (.6)
と表示されます。リストされたアプリにプッシュメッセージを送信し続けるには、はい、続行します。 チェックボックスを選択して、送信 をクリックします。
次に、覚えておくとよいベストプラクティスを紹介します。
次に、セグメントを正しく定義する方法を理解できるよう、いくつか例を示します。
すべきこと:マーケターが、1 つのアプリ(Adobe Photoshop など)の iOS 版と Android 版に対して、プッシュ証明書を提供します。マーケターは、両方のプラットフォームにまたがるユーザーセグメントにプッシュ通知を送信できます。
すべきでないこと:マーケターが、1 つのアプリ(Adobe Photoshop など)の iOS 版と Android 版に対して、プッシュ証明書を提供します。マーケターが過去 30 日間のすべてのアクティブなユーザーのセグメントを作成およびプッシュすると、Adobe Photoshop iOS 版および Android 版アプリケーションのユーザーのみがプッシュを受信し、Adobe Illustrator 版および Android 版アプリケーションのユーザーはすべてブロックリストに追加されます。より詳細な例については、「プッシュメッセージの失敗の解決」(プッシュメッセージのトラブルシューティング)を参照してください。
新しいプッシュメッセージを表示するには、オーディエンスページに移動します。
詳しくは、「プッシュメッセージの作成」を参照してください。
オーディエンスオプションを設定する際には、次の重要情報に留意してください。
推定オプトインオーディエンスは、Adobe Analytics セグメントに合致するデバイスの数およびオプトインしたデバイスの数です。
選択したセグメント内で、メッセージの受信をオプトインし、プッシュメッセージを受信するユーザー数の見積もりを表示できます。見積もりの下には、オプトイン状況に関係なく、アプリケーションユーザーの合計数が表示されます。
合計は、Adobe Analytics セグメントに合致するデバイスの数です。
プッシュメッセージは、定義した Adobe Analytics セグメントの一部のデバイスおよびプッシュメッセージをオプトインしたデバイスに送信されます。
これは、SDK がプッシュメッセージオプトイン eVar に対して True
の値を送信していることを意味します。
デバイスに有効なデバイストークンがあっても、Adobe Analytics にオプトインフラグがない限り、メッセージはデバイスにプッシュされません。
次のフィールドに情報を入力します。
期間
推定オーディエンスに使用する期間を入力します。期間ドロップダウンリストから、次のいずれかのオプションを選択します。
最近メッセージのプッシュがスケジュールされている日時からの相対期間(最近の 7 日間、最近の 30 日間、最近の 60 日間など)を選択できます。
例えば、「最近の 30 日間」を選択して、メッセージを 10 月 31 日にプッシュするようにスケジュールした場合、推定オーディエンスは、10 月 31 日の 30 日前にプッシュメッセージの受信に同意していたユーザー数になります。
静的範囲推定オーディエンス範囲の開始日付と終了日付を選択することで、静的範囲を選択できます。
前述の例を使用すると、10 月 1 日に始まり 10 月 15 日に終わる日付範囲を選択しつつ、メッセージをプッシュする日付を 10 月 31 日に設定した場合、推定オーディエンスは、指定した静的日付範囲(10 月 1 日~ 10 月 15 日)にプッシュメッセージの受信に同意していたユーザー数になります。
Analytics セグメント
ドロップダウンリストから既存の Adobe Analytics セグメントを選択します。詳しくは、 セグメントビルダー (Adobe Analyticsドキュメント ) を参照してください。
カスタムセグメント
ドロップダウンリストから指標または変数を選択し(前回使用からの日数 や 目標地点 など)、必要に応じてフィルターを設定します。例えば、次のカスタムセグメントは、iOS が動作している携帯電話を所持し、カリフォルニア(米国)地域にいるユーザーをターゲットとしています。
オーディエンスを作成 セクションで、および をクリックすると、リストされた各アプリに有効な証明書が必要なことを確認するダイアログが表示されます。または をクリックした場合は、デフォルトのダイアログボックスが表示されます。有効な証明書およびレポートスイートについて詳しくは、「仮想レポートスイート」を参照してください。