この情報は、iOS アプリでアプリ内メッセージを使用する場合に役立ちます。
アプリ内メッセージを使用するには、SDK バージョン 4.2 以降が必要です。
注意事項:
メッセージと、メッセージを表示するタイミングを定義するルールは、Adobe Mobile Services で作成されます。詳しくは、「アプリ内メッセージの作成」を参照してください。
この節で説明するアップデートは、アプリ内メッセージを表示するために、SDK に対して行う必要があります。
メッセージを定義していない場合でも、これらの手順を実行できます。定義したメッセージは、アプリに動的に配信され、アプリストアの更新なしで表示されます。
ライブラリをプロジェクトに追加し、ライフサイクルを実装します。
詳しくは、コア実装とライフサイクルの「プロジェクトへの SDK と設定ファイルの追加」を参照してください。
ライブラリをインポートします。
#import "ADBMobile.h"
アプリ内メッセージに必要な設定が ADBMobileConfig.json
ファイルに含まれていることを確認します。
アプリ内メッセージを起動時に動的に更新するには、remotes
オブジェクトが存在し、正しく設定されている必要があります。
"messages": [
{
"messageId": "de45c43c-37bf-441f-8cbd-cc3ba3469ebe",
"template": "fullscreen",
"showOffline": false,
"showRule": "always",
"endDate": 2524730400,
"startDate": 0,
"audiences": [],
"triggers": [],
"payload": { // contents change depending on template
"html": "<html>html code goes here</html>"
},
},
…
]
"remotes" : {
"analytics.poi": "https://assets.adobedtm.com/…/yourfile.json",
"messages": "https://assets.adobedtm.com/…/yourfile.json"
}
messages
または remotes
が必要です。
これらのオブジェクトが設定されていない場合は、更新された ADBMobileConfig.json
ファイルを Adobe Mobile Services からダウンロードしてください。詳しくは、「コア実装とライフサイクルい」を参照してくださ。
iOS Mobile Services SDK は、アプリ内メッセージに関する以下の指標をトラックします。
アプリ内メッセージの全画面およびアラートスタイルの場合:
カスタムの全画面アプリ内メッセージの場合は、メッセージ内の HTML コンテンツに次のボタンに関する SDK 追跡を通知する正しいコードが含まれている必要があります。
adbinapp://confirm/?url=https://www.yoursite.com
adbinapp://cancel
ローカル(リモート)通知の場合:
以下にオープントラッキングのコードを追加した例を示します。
- (BOOL) application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions {
// handle local notification click-throughs for iOS 10 and older
NSDictionary *localNotificationDictionary = launchOptions[UIApplicationLaunchOptionsLocalNotificationKey];
if ([localNotificationDictionary isKindOfClass:[NSDictionary class]]) {
[ADBMobile trackLocalNotificationClickThrough:localNotificationDictionary];
}
}
- (void) application:(UIApplication *)application didReceiveLocalNotification:(UILocalNotification *)notification {
[ADBMobile trackLocalNotificationClickThrough:notification.userInfo];
}
Adobe Mobile Services で全画面メッセージを作成する際には、オプションでフォールバック画像を指定できます。メッセージが Web から目的の画像を取得できない場合、SDK は、アプリケーションバンドルから同じ名前の画像を読み込もうとします。これにより、ユーザーがオフラインの場合や、事前に定義されている画像が未到達の場合でも、メッセージを元の形式で表示できます。
フォールバック画像のアセット名は、Adobe Mobile Services でメッセージを設定する際に指定しされます。
指定したリソースが使用可能であることを確認する必要があります。