ポストバックを使用すれば、SDK で収集されたデータを、サードパーティのサーバーに送信できます。アプリ内メッセージの表示に使用するのと同じトリガーと特性を活用して、カスタマイズしたデータをサードパーティの宛先に送信するように SDK を設定できます。
この機能には、SDK バージョン 4.6.0 以降が必要です。
ポストバックメッセージはキューに登録され、分析データ収集を制御する、オンラインとオフラインの既存のルールすべてに従います。メッセージが一致した場合(表示されたメッセージと同様)、ポストバックメッセージは残りのメッセージをキャンセルしません。これにより、同じ分析ヒットで複数のポストバックを実行できます。定義については、postbacks の行(ADBMobile JSON 設定)を参照してください。
テンプレート拡張は、templateurl
プロパティと templatebody
プロパティの両方で使用できます。テンプレート項目には {key}
という形式を使用します。ここで、key
は、コンテキストデータキーまたは従来のデータキーです。テンプレートの拡張に使用できる値は、メッセージをトリガーするヒットにアタッチされるカスタムデータに加え、標準ライフサイクル変数リストに限られます。現時点では、履歴ベースまたはセグメントベースのデータは使用できません。
また、SDK が、自動的に既知の内部データと置き換える、具体的な予約済みのテンプレートも用意されています。
例えば、次のものがあります。
トークン名 | トークンの説明 |
---|---|
{%sdkver%} |
SDK のバージョンを返します。 |
{%cachebust%} |
1 ~ 100000000 の間の乱数に解決されます。 |
{%adid%} |
IDFA を返します。このトークンは、setAdvertisingIdentifier を使用した場合にのみ機能します。 |
{%pushid%} |
プッシュ識別子トークンを返します。このトークンは、setPushIdentifier を使用した場合にのみ機能します。 |
{%timestampu%} |
現在のタイムスタンプをエポックタイムで返します。 |
{%timestampz%} |
現在のタイムスタンプを JavaScript(ISO 8601)形式で返します。 |