実装とレポート

再生セッション中は、各ステートの発生(最初から最後まで)を個別に追跡する必要があります。メディア SDK とメディアコレクション API は、この機能の新しいトラッキングメソッドを提供します。

メディア SDK には、カスタムステートトラッキングの 2 つの新しいメソッドが含まれています。

trackStateStart("state_name")

trackStateClose("state_name")

メディアコレクション API には、必須イベントパラメーターが「media.stateName」の 2 つの新しいイベントが含まれています。

stateStartstateEnd

メディア SDK の実装

プレーヤーステートトラッキング

// StateStart (ex: Mute is switched on)
var stateObject = ADB.Media.createStateObject(ADB.Media.PlayerState.Mute);
tracker.trackEvent(ADB.Media.Event.StateStart, stateObject);

プレーヤーステートの終了

// StateEnd (ex: Mute is switched off)
tracker.trackEvent(ADB.Media.Event.StateEnd, stateObject);

メディアコレクション API の実装

プレーヤーステートトラッキング

// StateStart (ex: Mute is switched on)
http(s)://<Analytics_Visitor_Namespace>.hb-api.omtrdc.net/api/v1/sessions/<SID>/events
{
  "eventType": "stateStart",
  "params": {
    "media.state.name": "mute"
  },
  "playerTime": {
    "playhead": 0,
    "ts": 1569999130627
  }
}

プレーヤーステートの終了

// StateEnd (ex: Mute is switched off)
http(s)://<Analytics_Visitor_Namespace>.hb-api.omtrdc.net/api/v1/sessions/<SID>/events

{
  "eventType": "stateEnd",
  "params": {
    "media.state.name": "mute"
  },
  "playerTime": {
    "playhead": 600,
    "ts": 1569999730638
  }
}

ステートの指標

個々のステートに対して提供される指標は、データパラメーターとして計算して Adobe Analytics にプッシュされ、レポート目的で保存されます。各ステートに対して 3 つの指標を使用できます。

  • a.media.states.[state.name].set = true:ストリームの特定の再生 1 回あたり、ステートが 1 回以上設定された場合は、true に設定します。
  • a.media.states.[state.name].count = 4:ストリームを 1 回再生する間に、ステートが発生した回数を識別します。
  • a.media.states.[state.name].time = 240:ストリームの再生 1 回あたりの、ステートの合計時間を秒単位で識別します。

レポート

レポートスイートでプレーヤーステートトラッキングが有効にされると、すべてのプレーヤーステート指標を、Analysis Workspace で使用可能な任意のレポートビジュアライゼーションやコンポーネント(セグメント、計算指標)に使用できます。新しい指標は、Admin Console のメディアレポート設定(設定の編集/メディア管理/メディアレポート)で、個々のレポートに対して有効にできます。

Analytics Workspace では、すべての新しいプロパティが指標パネルに表示されます。例えば、full screen で検索し、指標パネルにフルスクリーンデータを表示できます。

Adobe Experience Platform にプレーヤーステート指標を読み込む

Analytics に保存されたデータはどのような目的でも使用でき、プレーヤーステート指標は XDM を使用して Adobe Experience Platform に読み込み、Customer Journey Analytics で使用することができます。標準ステートのプロパティには固有のプロパティがあります。カスタムステートのプロパティは、カスタムイベントを介して使用できます。標準のステートプロパティについて詳しくは、プレーヤーステートパラメーター ページで、XDM ID のプロパティリスト​の節を参照してください。

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