プロパティの変更 concept_prq_wqt_52b
右上の鉛筆アイコンをクリックして、ジャーニーのプロパティにアクセスします。
管理者は、ジャーニー名の変更、説明の追加、再エントリの許可、開始日と終了日の選択、タイムアウトとエラー の時間を定義できます。
ライブジャーニーの場合、この画面には、ジャーニーを公開した日付とユーザーの名前が表示されます。
「技術的な詳細をコピー」を使用すると、ジャーニーに関する技術情報をコピーでき、サポートチームはこの情報をトラブルシューティングに使用できます。JourneyVersion UID、OrgID、orgName、sandboxName、lastDeployedBy、lastDeployedAt などの情報がコピーされます。
エントリ entrance
デフォルトでは、新規ジャーニーで再エントリが許可されています。「1 回限り」のジャーニー(例:入店時に 1 度だけギフトをオファーするなど)を作成するには、この再エントリのオプションをオフにします。その場合、この例では、顧客がジャーニーに再エントリしてオファーを再度受け取ることができなくなります。
ジャーニーが「終了」すると、クローズド(新規エントリなし) ステータスになります。ジャーニーは、個人が新規にエントリするのを停止します。既にジャーニーにエントリしている人は、通常どおりにジャーニーを完了することができます。
デフォルトのグローバルタイムアウトである 30 日が経過すると、ジャーニーは 完了 ステータスに切り替わります。この節を参照してください。
ジャーニーアクティビティのタイムアウトとエラー timeout_and_error
アクションまたは条件のアクティビティを編集するときに、エラーやタイムアウトが発生した場合の代替パスを定義できます。サードパーティシステムに問い合わせを行うアクティビティの処理時間が、ジャーニーのプロパティ(「タイムアウトとエラー」フィールド)で定義されたタイムアウト時間を超えると、第 2 パスが選択されて、可能な代替アクションが実行されます。
設定できる値は 1~30 秒です。
ジャーニーに時間的制約がある場合(例:対象者がいる場所にリアルタイムで反応するなど)は、非常に短い タイムアウトとエラー 値を定義することをお勧めします。これは、数秒間以上アクションを遅らせることができないからです。ジャーニーの時間的制約が緩い場合は、長めの値を使用して、呼び出されるシステムに、有効な応答を送信する時間を与えることができます。
Journey Orchestration ではグローバルタイムアウトも使用されます。次の節を参照してください。
グローバルジャーニーのタイムアウト global_timeout
ジャーニーアクティビティで使用されるタイムアウトのほかに、グローバルジャーニータイムアウトも存在します。こちらはインターフェイスに表示されず、変更もできません。ジャーニー内にいる人の進行は、エントリしてから 30 日経過すると、グローバルタイムアウトにより停止されます。つまり、各人のジャーニーは 30 日を超えることはできません。30 日のグローバルタイムアウト期間が過ぎると、対象者のデータは削除されます。タイムアウト期間が終了してもまだジャーニーに流入してくる個人がいる場合、それらは流入を停止され、レポートでエラーとして記録されます。
ジャーニーの再エントリを許可しない設定にしていても、グローバルジャーニータイムアウトの期間が 30 日なので、再エントリのブロックが 30 日を超えて機能するかどうかは確認できません。実際、ジャーニーにエントリしたユーザーの情報はエントリから 30 日後にすべて削除されるので、30 日前より古い日時にエントリしたユーザーが誰かを特定することはできません。
タイムゾーンとプロファイルタイムゾーン timezone
タイムゾーンはジャーニーレベルで定義されます。
固定タイムゾーンを入力するか、Adobe Experience Platform プロファイルを使用してジャーニータイムゾーンを定義できます。
タイムゾーン管理の詳細については、このページを参照してください。