Screens Player では、ContentSync テクノロジーを利用してチャネルのオフラインサポートを提供しています。
プレーヤーは、解凍したコンテンツを提供するためにローカルの HTTP サーバーを使用します。
チャネルがオンラインで実行されるように設定されている場合、プレーヤーは AEM サーバーにアクセスしてチャネルリソースを提供します。これに対し、チャネルがオフラインで実行されるように設定されている場合、プレーヤーはローカルの HTTP サーバーからチャネルリソースを提供します。
このプロセスのワークフローを次に示します。
ContentSync は、更新ハンドラーを使用して、特定のプロジェクトに必要なすべてのページとアセットを解析および収集します。AEM Screens では、次の更新ハンドラーが使用されます。
タイプ | 説明 | オプション |
channels | チャネルを収集します | extension:収集するリソースの拡張子 [pathSuffix='']:チャネルパスに追加するサフィックス |
clientlib | 指定されたクライアントライブラリを収集します | [extension='']:css か js のどちらか(前者のみか後者のみを収集するために指定) |
assetrenditions: | アセットレンディションを収集します | [renditions=[]]:収集するレンディションのリスト。デフォルトで元のレンディションに設定 |
copy | 指定された構造をパスからコピーします |
ContentSync 設定をテストするには、以下の手順に従います。
https://localhost:4502/libs/cq/contentsync/content/console.html
を開きます。チャネルのオフライン設定を有効にするには、次の手順を実行します。
チャネルコンテンツを調べて、それが AEM インスタンスから要求されているかどうかを確認します(オンライン)。
チャネルのダッシュボードに移動し、チャネル情報パネルの「…」をクリックして、プロパティを変更します。
チャネルのプロパティに移動し、「チャネル」タブのチェックボックスが無効になっていることを確認します。「保存して閉じる」をクリックします。
コンテンツを適切にデバイスに実装する前に、「オフラインコンテンツを更新」をクリックします。
これに合わせて「プロパティ」の「オフライン」ステータスも更新されます。
チャネルコンテンツを調べて、それがローカルの Player-Cache から要求されているかどうかを確認します。
カスタムオフラインリソースハンドラーのテンプレートの詳細と、そのプロジェクトに対する pom.xml
の最小要件については、AEM Screens 用カスタムコンポーネントの開発のカスタムハンドラーのテンプレートを参照してください。