テキストオーバーレイ text-overlay
ここでは、以下のトピックについて説明します。
- 概要
- テキストオーバーレイの使用
- テキストオーバーレイのプロパティについて
- テキストオーバーレイでの ContextHub 値の使用
概要 overview
テキストオーバーレイは AEM Screens で利用できる機能で、画像の上にタイトルや説明を重ねて表示することにより、シーケンスチャネルに魅力的なエクスペリエンスを作成できます。
独自のカスタムコンポーネントの作成方法については、AEM Screens コンポーネントの拡張 を参照してください。
この節では、ポスターコンポーネントを AEM Screens プロジェクトで使用および適用して、シーケンスチャネルの 1 つにテキストオーバーレイとして使用する方法のみ紹介します。
テキストオーバーレイの使用 using-text-overlay
この節では、AEM Screens プロジェクトでのテキストオーバーレイの使用について説明します。
前提条件
テキストオーバーレイ機能の実装を開始する前に、前提条件として、プロジェクトをセットアップしておく必要があります。例:
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AEM Screens プロジェクト(この例では TextOverlayDemo)を作成する
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チャネル フォルダーの下に TextSample というシーケンスチャネルを作成します
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TextSample チャネルにコンテンツを追加する
次の画像は、チャネル フォルダーに TextSample チャネルがある TextOverlayDemo プロジェクトを示しています。
次の手順に従って、AEM Screens チャネルでテキストオーバーレイを使用します。
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TextOverlayDemo/Channels/TextSample に移動し、アクションバーの「編集」をクリックして、エディターを開きます。
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画像を選択し、設定(レンチ)アイコンをクリックして、プロパティダイアログボックスを開きます。
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ダイアログボックスのナビゲーションバーから「テキストオーバーレイ」オプションを選択します(下図を参照)。
テキストオーバーレイのプロパティについて understanding-text-overlay-properties
テキストオーバーレイのプロパティを使用すると、Screens プロジェクトの任意のコンポーネントにテキストを追加できます。この節では、「テキストオーバーレイ」タブで使用できるプロパティの概要を説明します。
テキストボックスにテキストを追加し、太字、斜体、下線など、書式に強調を追加できます。
カラーバリアント:このオプションを選択すると、テキストは「暗い色」(黒のテキスト)または「明るい色」(白のテキスト)になります。
サイズと位置の設定 このオプションで、テキストを水平または垂直方向に揃えることができます。または、テキストの位置揃えには詳細設定ツールを使用します。
テキストオーバーレイでの ContextHub 値の使用 using-text-overlay-context-hub
次の節では、データストアの値の使用方法について説明します。例えば、テキストオーバーレイコンポーネントの Google シートなどです。
前提条件
AEM Screens プロジェクトの ContextHub 設定を設定します。
データストアを使用してデータ駆動型アセットの変更を設定および管理する方法については、AEM Screens での ContextHub の設定を参照してください。
プロジェクトに必要な設定をおこなったら、次の手順に従って Google シートの値を使用します。
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TextOverlayDemo/チャネル/TextSample に移動して、アクションバーから「プロパティ」をクリックします。
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「パーソナライゼーション」タブを選択して、ContextHub 設定をセットアップします。
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「ContextHub のパス」として libs/settings/cloudsettings/default/ContextHub 設定 を選択し、「選択」をクリックします。
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「セグメントのパス」として conf/Screens/settings/wcm/segments を選択し、「選択」をクリックします。
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「保存して閉じる」をクリックします。
note note NOTE ContextHub 設定とセグメントをそれぞれ最初に保存した、Context Hub とセグメントのパスを使用します。
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TextOverlayDemo/Channels/TextSample に移動し、アクションバーの「編集」をクリックして、エディターを開きます。
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「テキストオーバーレイの使用」の節で説明されているように、画像とテキストオーバーレイコンポーネントを画像に追加します。
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「構成」(レンチアイコン)をクリックして、「画像」ダイアログボックスを開きます。
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画像 ダイアログボックスから「ContextHub」タブに移動します。「追加」をクリックします。
note note NOTE ContextHub 設定を行っていない場合、このオプションはプロジェクトで無効になります。 -
「プレースホルダー」フィールドに 値 を入力します。ContextHub 変数 の Google シートから値を取得する行を選択します。この場合、値は Google シートの行 2 と列 1 から取得されます。次の図に示すように、デフォルト値 を 20 と入力します。完了したら、チェックマークをクリックします。
note note NOTE 参照用に、次の図は Google シートから取得される値を示しています。 -
次の図に示すように、画像ダイアログボックスから テキストオーバーレイ タブに戻り、「Current Temperature {Value}」というテキストを追加します。
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「プレビュー」をクリックし、出力を表示します。