ここでは、以下のトピックについて説明します。
概要
前提条件
ビデオパディングワークフローの作成
ワークフローの出力の検証
次の使用例では、チャネルへのビデオ(例:1280 x 720)の配置が必要になります。このチャネルのディスプレイは 1920 x 1080 で、0x0(左上)にビデオが配置されます。ビデオは、引き伸ばしや変更を一切おこなわないでください。また、ビデオコンポーネントで「カバー」は使用しません。
ビデオは横がピクセル 1~1280、縦がピクセル 1~720 のオブジェクトとして表示され、チャンネルの残りの部分はデフォルトの色になります。
ビデオのワークフローを作成する前に、次の前提条件を満たしてください。
ビデオパディングワークフローを作成するには、ビデオのワークフローを作成したあと、同じワークフローを AEM Screens プロジェクトのチャネルでも使用する必要があります。
以下の手順に従って、ワークフローを作成して使用します。
以下の手順に従って、ビデオのワークフローを作成します。
AEM インスタンスに移動し、サイドレールのハンマーアイコンをクリックします。ワークフロー/モデルを選択して、新しいモデルを作成します。
モデル/作成/モデルを作成をクリックします。ワークフローモデルを追加で、「タイトル」(VideoRendition)と「名前」を入力します。「完了」をクリックして、ワークフローモデルを追加します。
ワークフローモデルを作成したら、モデル(VideoRendition)を選択し、アクションバーの「編集」をクリックします。
コマンドラインコンポーネントをワークフローにドラッグ&ドロップします。
コマンドラインコンポーネントを選択し、プロパティダイアログボックスを開きます。
コマンドライン - 手順のプロパティダイアログボックスで、「引数」タブを選択してフィールドに入力します。
「MIME タイプ」フィールドに形式(video/mp4)を入力し、ワークフローを開始するコマンド(/usr/local/Cellar/ffmpeg -i ${filename} -vf "pad=1920:height=1080:x=0:y=0:color=black" cq5dam.video.fullhd-hp.mp4)を「コマンド」フィールドに入力します。
「MIME タイプ」と「コマンド」について詳しくは、以下の注記を参照してください。
ワークフロー(VideoRenditions)を選択し、アクションバーの「ワークフローを開始」をクリックして、ワークフローを実行ダイアログボックスを開きます。
「ペイロード」でアセットのパス(/content/dam/huseinpeyda-crossroads01_512kb 2.mp4)を選択し、「タイトル」に「RunVideo」と入力して、「実行」をクリックします。
以下の手順に従って、AEM Screens プロジェクトでワークフローを使用します。
AEM Screens プロジェクト(TestVideoRendition/チャネル/VideoRendition)に移動します。
アクションバーの「編集」をクリックします。最初にアセットフォルダーにアップロードしたビデオをドラッグ&ドロップします。
ビデオをアップロードしたら、「プレビュー」をクリックして出力を表示します。
出力は、次のいずれかの方法で検証できます。