Chrome OS プレーヤーは、実際の Chrome プレーヤーデバイスがなくても、開発者モードで Chrome ブラウザープラグインとしてインストールできます。
デモやデバッグをすばやくおこなう場合や、顧客の問題のトラブルシューティングには、Chrome プレーヤーをトラブルシューティング用の拡張機能として使用することをお勧めします。このメカニズムは、キオスクモードと集中管理が必要な実稼動デプロイメントには使用しないでください。
ここでは、Chrome プレーヤーをブラウザー拡張機能としてインストールする方法を説明します。
ここをクリックして、最新の Chrome プレーヤーをダウンロードします。
解凍してディスクに保存します。
Chrome ブラウザーを開き、右上隅の 3 ドットメニューをクリックし、その他のツール/拡張機能を選択するか、chrome://extensions
に直接移動します。
右上隅の「デベロッパーモード」をオンにします。
左上隅の「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックし、解凍した Chrome プレーヤーを読み込みます。
AEM Screens Chrome Player プラグインが拡張機能の一覧にあれば、それをオンにします。
新しいタブを開き、左上隅の「アプリ」アイコンをクリックするか、chrome://apps
に直接移動します。
「AEM Screens プラグイン」をクリックして、Chrome プレーヤーを起動します。
デフォルトでは、プレーヤーはフルスクリーンモードで起動します。Esc キーを押すと、フルスクリーンモードが終了します。
プレーヤーでコンテンツがローカルにダウンロードされたら、http://localhost:24502
に移動して、ローカルにダウンロードされたコンテンツを参照できます。
上記の URL が機能しない場合は、プレーヤーにディスプレイが割り当てられていないか、コンテンツが正常にダウンロードされていません。プレーヤー設定 JSON のネットワークタブで、プレーヤーで正しい詳細情報が取得されているかどうか、およびダウンロード時にネットワークの問題が発生していないかどうかを確認します。
右クリックし、Chrome プレーヤーの 3 つのレイヤーを検査することができます。
Debug content:右クリックしコンテンツを検査して、実行中のコンテンツをデバッグします(コンテキストメニューには「Inspect」という項目のみ存在します)。
Debug firmware:管理 UI を起動した後、右クリックしファームウェア(プレーヤー)コードを検査してデバッグします(バックグラウンドページを検査するオプションと、ブラウザーの再起動をシミュレートするオプションがあります)。
Debug background page:管理 UI を起動した後、右クリックし(http サーバーなどのバックグラウンドサービスの)バックグラウンドページを検査します。
プレーヤーの新しいバージョンがリリースされた場合は、以下の手順に従ってプレーヤー拡張機能をアップグレードします。また、以下の手順に従って、アップグレードシナリオをテストすることもできます。
chrome://extensions
に移動します。