第 3 章 - イベントコンテンツフラグメントのオーサリング

AEM ヘッドレスチュートリアルの第 3 章では、第 2 章で作成したコンテンツフラグメントモデルからイベントコンテンツフラグメントを作成およびオーサリングする方法について説明します。

イベントコンテンツフラグメントのオーサリング

Event コンテンツフラグメントモデルを作成し、WKND の AEM 設定を /content/dam/wknd-mobile アセットフォルダーに（cq:conf プロパティ経由で）適用すると、Event コンテンツフラグメントを作成できます。

アセットの一種であるコンテンツフラグメントは、他のアセットと同様に、AEM Assets で整理および管理する必要があります。

  • 翻訳が必要な場合（または必要になる可能性がある場合）は、アセットフォルダー構造でロケールフォルダーを使用する。
  • コンテンツフラグメントを論理的に整理して、見つけやすく管理しやすくする。

このステップでは、/content/dam/wknd-mobile/en/events アセットフォルダーに Punkrock Fest 用の新しい Event を作成します。

  1. AEM／アセット／ファイル／WKND Mobile／English に移動し、アセットフォルダー Events を作成します。

  2. アセット／ファイル／WKND Mobile／English／Events 内に、タイプが Event でタイトルが Punkrock Fest の新しいコンテンツフラグメントを作成します。

  3. 新しく作成した Event コンテンツフラグメントをオーサリングします。

    • Event Title：Punkrock Fest
    • Event Description：<Enter a few lines of description…>
    • Event Date：<Select a date in the future>
    • Event Type：Music
    • Ticket Price：10
    • Event Image：/content/dam/wknd-mobile/images/tom-rogerson-574325-unsplash.jpg
    • Venue Name：The Reptile House
    • Venue City：New York

    上部のアクションバーで「保存」をタップして、変更を保存します。

  4. AEM のパッケージマネージャーを使用して、以下のパッケージを AEM オーサーにインストールします。このパッケージには、多数のイベントコンテンツフラグメントが含まれています。

    ファイルを取得：GitHub／Assets／com.adobe.aem.guides.wknd-mobile.content.chapter-3.zip

コンテンツフラグメントの JCR 構造の確認

この節は情報提供のみを目的としており、コンテンツフラグメントモデルから作成されたコンテンツフラグメントの基礎となる JCR 構造をソーシャル化するためのものです。

  1. AEM オーサーで CRXDE Lite を開きます。
  2. CRXDE Lite の左側の階層メニューで、JCR の Punkrock Fest Event コンテンツフラグメントを表すノードである /content/dam/wknd-mobile/en/events/punkrock-fest/jcr:content に移動します。
  3. data ノードを展開します。
    Event コンテンツフラグメントモデル定義を指すプロパティ cq:model があることを、プロパティペイン​で確認します。
    • cq:model=/conf/settings/wknd-mobile/dam/cfm/models/event
  4. data ノードの直下の master ノードを選択し、プロパティを確認します。このノードには、Event コンテンツフラグメントモデルのオーサリング時に収集されたコンテンツが含まれています。JCR プロパティ名はコンテンツフラグメントモデルのプロパティ名に対応し、値は「Punkrock Fest」Event コンテンツフラグメントのオーサリングされた値に対応します。

次の手順

AEM のパッケージマネージャーを使用して、com.adobe.aem.guides.wknd-mobile.content.chapter-3.zip コンテンツパッケージを AEM オーサーにインストールすることをお勧めします。このパッケージには、チュートリアルのこの章および前の章で概要を説明した設定とコンテンツが含まれています。

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