データソースの設定

AEM で外部データベースとの統合を有効にする方法は多数あります。データベース統合において最も一般的で標準的な方法の 1 つは、configMgr を介した Apache Sling Connection Pooled DataSource の設定プロパティを使用することです。
最初の手順では、適切な MySQL ドライバーを AEM にダウンロードしてデプロイします。
次に、データベースに固有の Sling Connection Pooled DataSource プロパティを設定します。次のスクリーンショットは、このチュートリアルで使用する設定を示しています。データベーススキーマは、このチュートリアルアセットの一部として提供されます。

NOTE
OSGi サービスで使用される名前なので、データソース StoreAndRetrieveAfData に名前を付けてください。

データソース

プロパティ名
プロパティの値
データソース名
StoreAndRetrieveAfData
JDBC ドライブクラス
jdbc:mysql://localhost:3306/aemformstutorial
JDBC 接続 URI
jdbc:mysql://localhost:3306/aemformstutorial?serverTimezone=UTC&autoReconnect=true

データベースの作成

このユースケースでは、次のデータベースが使用されました。データベースには、以下のスクリーンショットに示すような 4 つの列を持つ formdatawithattachments と呼ばれるテーブルがあります。
data-base

  • afdata には、アダプティブフォームデータが格納されます。
  • attachmentsInfo には、フォームの添付ファイルに関する情報が格納されます。
  • telephoneNumber には、フォームを入力する人の携帯電話番号が格納されます。

MySQL Workbench で、データベーススキーマを読み込んで
データベースを作成してください。

フォームデータモデルの作成

フォームデータモデルを作成し、前の手順で作成したデータソースをベースにします。
このフォームデータモデルの GET サービスを以下のスクリーンショットに示すように設定します。
GET サービスで配列を返していないことを確認してください。

この GET サービスの目的は、アプリケーション ID に関連付けられている電話番号を取得することです。

get-service

このフォームデータモデルは、MyAccountForm で使用され、アプリケーション ID に関連付けられた電話番号を取得します。

次の手順

フォームの添付ファイルを保存するコードの記述

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