カスタムワークフローコンポーネント
このチュートリアルは、カスタムワークフローコンポーネントの作成が必要な AEM Forms のお客様を対象としています。このワークフローコンポーネントは、前のステップで記述したコードを実行するように設定されます。 ワークフローコンポーネントには、コードに対してプロセス引数を指定する機能があります。 この記事では、コードに関連付けられたワークフローコンポーネントについて説明します。
カスタムワークフローコンポーネントをダウンロードします。
パッケージマネージャーを使用してワークフローコンポーネントを読み込みます。
カスタムワークフローコンポーネントは、/apps/AEMFormsDemoListings/workflowcomponent/SaveFiles にあります。
SaveFiles ノードを選択し、そのプロパティを調べます。
componentGroup - このプロパティの値によって、ワークフローコンポーネントのカテゴリが決まります。
jcr:Title - ワークフローコンポーネントのタイトルです。
sling:resourceSuperType - このプロパティの値によって、このコンポーネントの継承が決まります。 ここでは、プロセスコンポーネントから継承します。
cq:dialog
作成者は、ダイアログを使用してコンポーネントとやり取りできます。cq:dialog は SaveFiles ノードの下にあります。
items ノードの下にあるノードは、作成者がコンポーネントとのやり取りに使用するコンポーネントのタブを表します。 common タブと process タブは非表示です。 processcommon タブと processargs タブは表示されます。
プロセスのプロセス引数は processargs ノードの下にあります。
以下のスクリーンショットに示すように、作成者が引数を指定します。
値は、metaData ノードのプロパティとして保存されます。 例えば、値 c:\formsattachments は、metaData ノードの saveToLocation プロパティに保存されます。
cq:editConfig
cq:EditConfig は、プライマリタイプが cq:EditConfig で名前が cq:editConfig の、コンポーネントルート下のノードです。
コンポーネントの編集動作は、cq:EditConfig タイプの cq:editConfig ノードをコンポーネントノード(cq:Component タイプ)の下に追加することで設定されます。
cq:formParameters(ノードタイプ nt:unstructured):ダイアログフォームに追加されるその他のパラメーターを定義します。
cq:formParameters ノードのプロパティに注意してください。
プロパティ PROCESS の値は、ワークフローコンポーネントに関連付けられる Java コードを示します。