スマートイメージング smart-imaging

Web サイト、モバイルサイトまたはアプリでの顧客体験の最も重要な側面の 1 つは、ページの読み込み時間です。ページの読み込みに時間がかかりすぎると、多くの場合、顧客はサイトやアプリを離脱します。ページの読み込み時間の大部分は画像が占めます。Dynamic Media Classic のスマートイメージングは、クライアントブラウザーの機能に応じて、画像の形式と品質を自動的に最適化することで、画像配信のパフォーマンスを向上させます。それには、Adobe Sensei AI 機能を活用し、既存の画像プリセットと連携します。スマートイメージングは画像サイズを 30%以上削減します。つまり、ページの読み込みが速くなり、顧客体験が向上します。

また、スマートイメージングを、アドビのクラス最高のプレミアムサービスと完全に統合することで、パフォーマンスを大幅にアップさせることもできます。このサービスが、サーバー、ネットワークおよびピアリングポイント間の最適なインターネットルートを見つけます。つまり、待ち時間が最小限であったり、インターネット上のデフォルトルートよりもパケット損失率が低かったりするルートです。

詳しくは、スマートイメージングを参照してください。

スマートイメージングの利点

ページの読み込み時間の大部分は画像が占めるので、スマートイメージングによるパフォーマンスの向上は、コンバージョンの増加、サイト滞在時間の増加、サイトバウンス率の低下などのビジネス KPI に多大な影響を与える可能性があります。

画像

スマートイメージングの仕組み

前述したように、スマートイメージングは Adobe Sensei AI 機能を活用し、既存の画像プリセットと連携して、視覚的忠実性を維持しながら、画像を WebP などの最適な次世代画像形式に自動的に変換します。

サポートされている画像形式(およびこれらの形式を使用しない場合に発生すること)や使用中の既存の画像プリセットに対する影響などの詳細を含む、スマートイメージングの仕組みについて詳しく説明します。

スマートイメージングの影響

スマートイメージングを利用するには、サイトの URL、画像プリセットおよびコードを変更する必要があるのではないかと心配になるかもしれません。スマートイメージングを使用するための前提条件を満たしており、サポートされている JPEG および PNG 画像形式の画像のみを扱っている場合は、何も変更する必要はありません。

スマートイメージングは、HTTP、HTTPS および HTTP/2 で配信された画像に対して機能します。

NOTE
スマートイメージングに移行すると、CDN のキャッシュがクリアされます。CDN のキャッシュは、通常、1~2 日以内に再び作成されます。

スマートイメージングは、Dynamic Media Classic の既存のライセンスに付属しています。この機能には追加のコストはかかりません。この機能を利用するには、2 つの要件を満たす必要があります。つまり、アドビバンドルの CDN と専用ドメインが必要です。次に、この機能は自動的には有効にならないので、アカウントに対して有効にする必要があります。

スマートイメージングを有効にするには、まず、サポートケースを作成(https://helpx.adobe.com/jp/enterprise/admin-guide.html/enterprise/using/support-for-experience-cloud.ug.html)してテクニカルサポートにリクエストを送信します。サポートがお客様と協力して、スマートイメージングに関連付けるカスタムドメインをセットアップします。キャッシュに関連する 1 つのパラメーター(有効期間(TTL))を変更すると、サポートによってキャッシュがクリアされます。実稼動環境にプッシュする前に、必要に応じてオプションのステージング手順を実行することもできます。次に、スマートイメージングをオンにすると、より小さいサイズの画像を、要求されたのと同じ画質で顧客に配信できます。つまり、ページの読み込み時間が短縮されます。Adobe Sensei が最も効率的なサイズの選択を支援するので、これらの処理はすべて自動的に行われます。

スマートイメージングを有効にしたら、その動作が期待どおりかどうかを確かめる必要があります。

スマートイメージングに関してさらに質問がある場合に備えて、よくある質問(FAQ)と回答のリストをまとめました。詳しくは、スマートイメージングの FAQ を参照してください。

その他のリソース

スマートイメージングについて詳しくは、Dynamic Media Classic スキルビルダー:ページパフォーマンスの最適化のオンデマンドウェビナーをご視聴ください。

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