AEM SDK のリモートデバッグ

AEM SDK のローカルクイックスタートを使用すると、IDE からのリモート Java デバッグが可能になり、AEM でのライブコード実行を 1 ステップずつ進めて正確な実行フローを把握できるようになります。

リモートデバッガーを AEM に接続するには、AEM SDK のローカルクイックスタートを特定のパラメーター(-agentlib:...)を使用して起動し、IDE から接続できるようにする必要があります。

$ java -agentlib:jdwp=transport=dt_socket,server=y,suspend=n,address=*:5005 -jar aem-author-p4502.jar
  • AEM SDK は Java 11 のみをサポートしています。
  • AEM がリモートデバッグ接続をリッスンするポートを address で指定します。これは、ローカル開発マシン上で使用可能な任意のポートに変更できます。
  • 最後のパラメーター(例:aem-author-p4502.jar)は AEM SKD Quickstart Jar です。AEM オーサーサービス(aem-author-p4502.jar)または AEM パブリッシュサービス(aem-publish-p4503.jar)のいずれかを指定できます。

IDE セットアップ手順

ほとんどの Java IDE は Java プログラムのリモートデバッグをサポートしていますが、正確なセットアップ手順は各 IDE によって異なります。正確な手順については、ご利用の IDE のリモートデバッグセットアップ手順を確認してください。通常、IDE の設定には次の項目が必要です。

  • AEM SDK のローカルクイックスタートがリッスンしているホスト(localhost)。
  • AEM SDK のローカルクイックスタートがリモートデバッグ接続のためにリッスンしているポート(AEM SDK のローカルクイックスタートを起動する際に address パラメーターで指定されるポート)。
  • 時には、リモートデバッグの対象となるソースコードを提供する Maven プロジェクトを指定する必要があります。これは、OSGi バンドルの Maven プロジェクトです。

セットアップ手順

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