Asset Compute プロジェクトの作成

Asset Compute プロジェクトは Adobe I/O CLI を使用して生成される Node.js プロジェクトであり、Adobe I/O Runtime へのデプロイと AEM as a Cloud Service との統合を可能にする特定の構造に準拠しています。1 つの Asset Compute プロジェクトに 1 つ以上の Asset Compute ワーカーを含め、それぞれに、AEM as a Cloud Service の処理プロファイルから参照可能な個別の HTTP エンドポイントを持たせることができます。

プロジェクトの生成

Asset Compute プロジェクト生成のクリックスルー(音声なし)

Adobe I/O CLI Asset Compute プラグインを使用して、空の Asset Compute プロジェクトを新しく生成します。

  1. コマンドラインから、プロジェクトを格納するフォルダーに移動します。

  2. コマンドラインから aio app init を実行して、インタラクティブなプロジェクト生成 CLI を開始します。

  3. 組織を選択します

    • App Builder が登録されている AEM as a Cloud Service があるアドビ組織を選択します。
  4. プロジェクトを選択します

    • プロジェクトを見つけて選択します。これは、App Builder のプロジェクトテンプレートから作成されたプロジェクトタイトル(ここでは WKND AEM Asset Compute)です。
  5. ワークスペースを選択します

    • Development ワークスペースを選択します。
  6. このプロジェクトに対して、どの Adobe I/O アプリ機能を有効にしますか。組み込むコンポーネントを選択します。

    • Actions: Deploy runtime actions を選択します。
    • 矢印キーを使用して選択し、スペースキーを押して選択解除/選択を切り替え、Enter キーを押して選択を確定します。
  7. 生成するアクションのタイプを選択します

    • DX Asset Compute Worker v1 を選択します。
    • 矢印キーを使用して選択し、スペースを押して選択解除/選択を切り替え、Enter キーを押して選択を確定します。
  8. このアクションに名前を付けます

    • デフォルト名 worker を使用します。
    • 異なるアセット計算を行う複数のワーカーがプロジェクトに含まれている場合は、それらに意味のある名前を付けます。

console.json の生成

開発者ツールには、Adobe I/O への接続に必要な資格情報が含まれている console.json という名前のファイルが必要です。このファイルは、Adobe I/O コンソールからダウンロードします。

  1. Asset Compute ワーカーの Adobe I/O プロジェクトを開きます。

  2. 資格情報を含んだ console.json をダウンロードするプロジェクトワークスペース(ここでは Development)を選択します。

  3. Adobe I/O プロジェクトのルートに移動し、右上隅の「すべてダウンロード」をタップします。

  4. ファイルが、プロジェクトとワークスペースを接頭辞とする .json ファイル(例:wkndAemAssetCompute-81368-Development.json)としてダウンロードされます。

  5. 次のいずれかの操作を行えます。

    • ファイル名を console.json に変更し、Asset Compute ワーカープロジェクトのルートに移動します。これが、このチュートリアルのアプローチです。

    • ファイルを任意のフォルダーに移動し、設定エントリ ASSET_COMPUTE_INTEGRATION_FILE_PATH を持つ .env ファイルからそのフォルダーを参照します。ファイルパスは、絶対パスでも、プロジェクトのルートからの相対パスでも構いません。次に例を示します。

      • ASSET_COMPUTE_INTEGRATION_FILE_PATH=/Users/example-user/secrets/wkndAemAssetCompute-81368-Development.json

      または

      • ASSET_COMPUTE_INTEGRATION_FILE_PATH=../../secrets/wkndAemAssetCompute-81368-Development.json.json

メモ
このファイルには資格情報が含まれています。プロジェクト内にファイルを保存する場合は、必ず .gitignore ファイルに追加して共有されないようにします。同じことが .env ファイルにも当てはまります。これらの資格情報ファイルを共有したり、Git に保存したりしないでください。

GitHub 上の Asset Compute プロジェクト

最終的な Asset Computeプロジェクトは、GitHub の次の場所から入手できます。

GitHub にはプロジェクトの最終状態が含まれ、ワーカーとテストケースが完全に入力されますが、資格情報(つまり、.envconsole.json.aio)は含まれません。

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