AEM プロジェクトアーキタイプ aem-project-archetype

AEM プロジェクトアーキタイプは、ベストプラクティスに基づく最小限の Adobe Experience Manager(AEM)プロジェクトを web サイトの出発点として作成する Maven テンプレートです。このドキュメントでは、アーキタイプの利点の概要と一般的な使用方法を説明します。技術的手順とドキュメントについて詳しくは、アーキタイプの GitHub リポジトリを参照してください。

TIP
最新の AEM プロジェクトのアーキタイプおよび技術的なドキュメントは、GitHub を参照してください。

アーキタイプを使用する理由 why-use-the-archetype

AEM プロジェクトのアーキタイプを使用すると、数回のキー操作で、ベストプラクティスベースの AEM プロジェクトを構築するためのパスが設定されます。アーキタイプを使用すると、すべての要素が配置され、結果として生成されるプロジェクトを最小限に抑えながら、AEM の主要機能すべてが実装されることになります。これにより、必要な作業はその上に構築して拡張するだけとなります。

もちろん、成功する AEM プロジェクトには多数の要素がありますが、AEM プロジェクトのアーキタイプを使用することは堅固な基盤となるので、あらゆる AEM プロジェクトに強くお勧めします。

機能 features

  • ベストプラクティス: ​アドビの最新の推奨プラクティスをすべて活用して、サイトをブートストラップできます。
  • ローコード(低コード): ​テンプレートの編集、コンテンツの作成、CSS のデプロイを行うと、サイトの運用開始準備が整います。
  • クラウド対応: ​必要に応じて、AEM as a Cloud Service を使用して、数日以内に運用を開始でき、スケーラビリティとメンテナンスの向上を図れます。
  • Dispatcher: ​プロジェクトには、速度とセキュリティを確実に達成できる Dispatcher 設定が必要です。
  • マルチサイト: ​必要に応じて、マルチ言語およびマルチリージョンセットアップ用のコンテンツ構造がアーキタイプから生成されます。
  • コアコンポーネント: ​作成者は、アドビの汎用の標準コンポーネントセットを使用して、ほぼどのようなレイアウトでも作成できます。
  • 編集可能なテンプレート: ​ほとんどすべてのテンプレートをコードなしで組み立てることができ、作成者による編集が可能な範囲を定義できます。
  • レスポンシブレイアウト: ​テンプレートまたは個々のページで、定義されたブレークポイントについて要素がどのようにリフローするかを定義できます。
  • ヘッダーとフッター: コンポーネントのローカライゼーション機能を使用して、コードなしで組み立ててローカライズできます。
  • スタイルシステム: ​作成者が様々なスタイルを適用できるようにすることで、カスタムコンポーネントを作成しないようにすることができます。
  • フロントエンドビルド: ​フロントエンド開発者は、Webpack、TypeScript、SASS を使用して AEM ページのモックを作成しクライアントライブラリをビルドすることができます。
  • Web アプリ対応: React または Angular を使用するサイトの場合は、SPA SDK を使用して、アプリのコンテキスト内オーサリングを維持できます。
  • コマースに対応:AEM CommerceMagento などのコマースソリューションと統合するプロジェクトの場合は、Commerce コアコンポーネントを使用します。
  • コード例: HelloWorld コンポーネントのほか、サンプルのモデル、サーブレット、フィルター、スケジューラーをチェックアウトできます。
  • オープンソース: ​何か問題がある場合は、改善案を寄稿できます。

参考情報 further-reading

recommendation-more-help
d2be9096-a81e-404b-9952-d8925af7219c