Adobe Analytics と AEM as a Cloud Service の統合により、Web ページのアクティビティを追跡できます。統合には次の要件が必要です。
旧バージョンの AEM と比較して、フレームワークのサポートは、AEM as a Cloud Service の Analytics 設定では提供されません。代わりに、AEM サイトに Analytics 機能(JS ライブラリ)を実装するデファクトツールである Adobe Launch によって実行されます。Adobe Launch では、Adobe Analytics の拡張を設定できるプロパティが作成され、Adobe Analytics にデータを送信するルールが作成されます。Adobe Launch は、SiteCatalyst が提供する解析のタスクに代わるものです。
既存の Analytics アカウントを持たない Adobe Experience Manager as a Cloud Service ユーザーは、Experience Cloud 用の Analytics Foundation パックへのアクセスをリクエストできます。この Foundation パックでは、Analytics の使用量が制限されます。
Adobe Analytics 設定ウインドウで表示される設定フィールドは次のとおりです。
プロパティ | 説明 |
---|---|
会社情報 | Adobe Analytics ログイン会社情報 |
ユーザー名 | Adobe Analytics API ユーザー |
パスワード | 認証に使用される Adobe Analytics パスワード |
データセンター | アカウントが関連付けられている Adobe Analytics データセンター(サンノゼやロンドンなどのサーバー) |
セグメント | 現在のレポートスイートで定義されている Analytics セグメントを使用するオプション。Analytics レポートは、セグメントに基づいてフィルタリングされます。詳細は、このページを参照してください。 |
レポートスイート | データを送信し、レポートを取り込むリポジトリ。レポートスイートでは、選択した Web サイト、Web サイト群、または Web サイトページのサブセットに関する完全な独立したレポートが定義されます。単一のレポートスイートから取得したレポートを表示し、必要に応じて、いつでも設定でこのフィールドを編集できます。 |
タッチ操作対応 UI 設定をサイトに適用するには、サイトに移動して、任意のサイトページを選択し、プロパティ/詳細/設定で、設定するテナントを選択します。
Adobe Analytics は、Launch プロパティで拡張機能として追加できます。マッピングの実行と、Adobe Analytics に対して POST 呼び出しをおこなうルールを定義できます。
基本的なサイトに対して Analytics の拡張機能を Launch で設定する方法については、このビデオをご覧ください。
ルールを作成して Adobe Analytics にデータを送信する方法の詳細については、このページを参照してください。
既存の(レガシー)フレームワークは引き続き機能しますが、タッチ操作対応 UI では設定できません。Launch で変数マッピング設定を再構築することをお勧めします。
Launch の IMS 設定(技術アカウント)は、AEM as a Cloud Service に事前に設定されています。ユーザーはこの設定を作成する必要はありません。