ワークフローインスタンスの管理

ワークフローコンソールには、ワークフローインスタンスを管理し、それらが想定どおりに実行されていることを確認するための複数のツールが用意されています。

ワークフローの管理用に、次の各種コンソールが用意されています。グローバルナビゲーションを使用して​ツール​パネルを開き、その後「ワークフロー」を選択します。

  • モデル:ワークフロー定義を管理します
  • インスタンス:実行中のワークフローインスタンスを表示および管理します
  • ランチャー:ワークフローの起動方法を確認します
  • アーカイブ:正常に完了したワークフローの履歴を表示します
  • エラー:エラーで終了したワークフローの履歴を表示します
  • 自動割り当て:テンプレートへの自動割り当てワークフローを設定します

ワークフローインスタンスのステータスの監視

  1. ナビゲーションを使用して、ツールワークフロー​を選択します。

  2. インスタンス」を選択して現在進行中のワークフローインスタンスのリストを表示します。

    wf-97

ワークフローインスタンスの検索

  1. ナビゲーションを使用して、ツールワークフロー​を選択します。

  2. インスタンス」を選択して現在進行中のワークフローインスタンスのリストを表示します。上部のパネルの左隅で、「フィルター」を選択します。または、alt+1 キーを押します。次のダイアログが開きます。

    wf-99-1

  3. フィルターダイアログで、ワークフローの検索条件を選択します。次の入力に基づいて検索できます。

    • ペイロードパス:特定のパスの選択
    • ワークフローモデル:ワークフローモデルの選択
    • 担当者:ワークフローの担当者の選択
    • タイプ:タスク、ワークフロー項目、またはワークフローの失敗
    • タスクステータス:アクティブ、完了、または終了
    • 役割:所有者および担当者、所有者のみ、担当者のみ
    • 開始日:指定した日付の前または後の開始日
    • 終了日:指定した日付の前または後の終了日
    • 期日:指定した日付の前または後の期日
    • 更新日:指定した日付の前または後の更新日

ワークフローインスタンスの休止、再開および終了

  1. ナビゲーションを使用して、ツールワークフロー​を選択します。

  2. インスタンス」を選択して現在進行中のワークフローインスタンスのリストを表示します。

    wf-96-1

  3. 特定の項目を選択してから、適宜「終了」、「休止」、または「再開」を使用します。この際、確認または詳細(あるいはその両方)を求められます。

    wf-97-1

アーカイブされたワークフローの表示

  1. ナビゲーションを使用して、ツールワークフロー​を選択します。

  2. アーカイブ」を選択して正常に完了したワークフローインスタンスのリストを表示します。

    wf-98

    メモ

    中止ステータスはユーザーアクションの結果として発生するので、正常終了と見なされます。例えば、次のような場合が当てはまります。

    • 終了」アクションが使用された場合
    • ワークフローの対象となるページが(強制的に)削除されたことによって、ワークフローが終了した場合
  3. 特定の項目を選択し、「履歴を開く」で詳細を確認します。

    wf-99

ワークフローインスタンスのエラーの修正

ワークフローが失敗した場合、AEM の​エラー​コンソールを使用してエラーの原因を調べ、特定された原因に応じて適切なアクションを取ることができます。

  • 失敗の詳細:ウィンドウを開き、
    失敗メッセージステップ失敗スタック​を表示します。

  • 履歴を開く​ワークフローの履歴の詳細を表示します。

  • ステップを再試行​スクリプトステップコンポーネントのインスタンスをもう一度実行します。発生したエラーの原因を修正した後に「ステップを再試行」コマンドを使用します。例えば、プロセスステップが実行するスクリプトのバグを修正した後にステップを再試行します。

  • 終了​エラーが原因で解決できない問題がワークフローに発生した場合にワークフローを終了します。例は、環境条件(リポジトリー内の情報がワークフローインスタンスで無効になったなど)にワークフローが依存している可能性がある場合です。

  • 終了して再試行​元のペイロード、タイトルおよび説明を使用して新しいワークフローインスタンスが開始される点を除き、終了​と同様です。

エラーを調査し、その後ワークフローを再開または停止するには、次のステップに従います。

  1. ナビゲーションを使用して、ツールワークフロー​を選択します。

  2. エラー」を選択して正常に完了しなかったワークフローインスタンスのリストを表示します。

  3. 特定の項目を選択し、その後適切なアクションを選択します。

    wf-47

ワークフローインスタンスの定期的なパージ

ワークフローインスタンスの数を最小限に抑えるとワークフローエンジンのパフォーマンスが向上します。このため、完了したまたは実行中のワークフローインスタンスをリポジトリーから定期的に削除できます。

有効期間とステータスに応じてワークフローインスタンスをパージするように Adobe Granite のワークフローのパージ設定​を設定します。また、すべてのモデルまたは特定のモデルのワークフローインスタンスをパージすることもできます。

また、様々な条件を満たすワークフローインスタンスをパージするために、サービスの設定を複数作成することもできます。例えば、予想していた時間よりも大幅に実行時間の長い特定のワークフローモデルのインスタンスをパージする設定を作成します。さらに、リポジトリのサイズを最小限に抑えるために、特定の日数が経過した後に完了したワークフローをすべてパージするもう 1 つの設定を作成します。

サービスを設定するには、OSGi 設定ファイルを設定します。「OSGi 設定ファイル」を参照してください。次の表では、どちらの方法でも必要になるプロパティについて説明しています。

メモ

リポジトリーに設定を追加する場合のサービス PID は次のとおりです。
com.adobe.granite.workflow.purge.Scheduler
このサービスはファクトリサービスなので、sling:OsgiConfig ノードの名前には次のような ID サフィックスが必要です。
com.adobe.granite.workflow.purge.Scheduler-myidentifier

プロパティ名(Web コンソール) OSGi のプロパティ名 説明
Job Name scheduledpurge.name スケジュール設定されたパージのわかりやすい名前。
Workflow Status scheduledpurge.workflowStatus

パージするワークフローインスタンスのステータス。有効な値は次のとおりです。

  • COMPLETED:完了したワークフローインスタンスがパージされます。
  • RUNNING:実行中のワークフローインスタンスがパージされます。
Models To Purge scheduledpurge.modelIds

パージするワークフローモデルの ID。この ID はモデルノードのパスです(例:
/conf/global/settings/workflow/models/dam/update_asset/jcr:content/model
)。すべてのワークフローモデルのインスタンスをパージする場合は、値を指定しません。

複数のモデルを指定するには、Web コンソールの + ボタンをクリックします。

Workflow Age scheduledpurge.daysold パージするワークフローインスタンスの有効期間(日数)。

インボックスの最大サイズの設定

インボックスの最大サイズは、Adobe Granite Workflow Service を設定することで設定できます。「リポジトリーへの OSGi 設定の追加」を参照してください。次の表に、設定可能なプロパティについて説明します。

メモ

リポジトリーに設定を追加する場合のサービス PID は次のとおりです。
com.adobe.granite.workflow.core.WorkflowSessionFactory

プロパティ名(Web コンソール) OSGi のプロパティ名
Max Inbox Query Size granite.workflow.inboxQuerySize

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