以下では、Experience Manager as a Cloud Service の現在(最新)のバージョンのリリースノート全般の概要を説明します。
ここから、以前のバージョン(例えば、2020 年、2021 年のバージョンなど)のリリースノートに移動できます。
リリースに直接関連しないドキュメント更新の詳細については、最近のドキュメントの更新を参照してください。
Adobe Experience Manager as a Cloud Service の現在のリリース(2021.9.0)のリリース日は 2021年10月06日(PT)です。
次回のリリース(2021.10.0)は 2021年11月4日(PT)です。
追加された機能の概要については、 🔗2021年9月リリースの概要 ビデオをご覧ください。
検索結果に表示されるアセットを、ユーザーが列表示およびカード表示で並べ替えることができるようになりました。並べ替えは、「名前」、「作成日」、「変更日」、「なし」の各列に対して機能します。
図:Assets での検索結果の並べ替え(列表示とカード表示)
アセットマイクロサービスを使用してプログラムで処理を呼び出すために、新しい API が導入されています。開発者は、フォルダー内の 1 つ以上の特定のアセットに、既存のフォルダーレベルの処理プロファイルを適用できるようになりました。処理プロファイルは、カスタムメタデータプロパティの更新に基づいて適用されます。Experience Manager API リファレンス の AssetProcessor
を参照してください。以前と同様に、 ユーザーインターフェイスからアセットマイクロサービスを使用 できます。
アダプティブフォームでの Adobe Sign の役割の使用:ビジネスおよびエンタープライズサービスレベルの Adobe Sign では、ワークフロー要件に適切に合致するように、契約書受信者の役割を署名者以外にも拡大できます。契約書の受信者ごとに、アダプティブフォームでの自分の役割を設定できるようになりました。デフォルトの役割は署名者です。
Analytics for Adaptive Forms:Adobe Analytics for Adaptive Forms でエンドユーザーの行動を捉え追跡して、エンドユーザーに関するインサイトを収集できるようになりました。十分な情報に基づいて決定を行い、エンドユーザーのエクスペリエンスを向上させることができます。
AEM Forms と Microsoft Dynamics および Salesforce との簡単な接続:Microsoft Dynamics と Salesforce のデータソース設定およびデータモデルが標準で提供されるので、開発者が Microsoft Dynamics と Salesforce をアダプティブフォームのデータソースとしてより迅速かつ簡単に設定できるようになりました。
DocuSign を使用したアダプティブフォームへの電子サイン:DocuSign を使用してアダプティブフォームに電子サインすることができます。このサービスでは、アダプティブフォームで DocuSign を使用するためのカスタム送信アクションを提供します。ソフトウェア配布ポータルで入手可能なパッケージをインストールして、送信アクションをインポートすることができます。
統合ストレージコネクタ:統合ストレージコネクタを使用すると、顧客側で管理されるリポジトリー内の処理中のデータを外部化することができます。例えば、次のことができます。
AEM Forms as a Cloud Service - Communications:通信 API では、XDP テンプレートと XML データを組み合わせて、様々な形式の印刷用ドキュメントを生成できます。このサービスを使用すると、同期モードでドキュメントを生成できます。API により、以下のような機能を備えたアプリケーションを作成することができます。
ベータ版プログラムに新規登録するには、formscsbeta@adobe.com 宛てに電子メールを送信します。
サイトエディターの新しい「関連するコマースコンテンツ」タブでは、現在のコンテキストに関係のある AEM 製品コンテンツにすばやくアクセスできるので、作成者の効率が向上します。
製品ピッカー UI の改善により、ユーザーエクスペリエンス、効率および複雑な製品カタログのサポートが向上しました。
ナビゲーションコンポーネントの「include_in_menu」プロパティに従います
メニューキャッシュのフラッシュが正常に機能しませんでした
AEM CS デプロイメントステップ中と、クライアント側コンポーネントを使用していないときに、JS エラーが発生していました
sling:configs ノードを持つフォルダー内に CIF クラウド設定を作成できませんでした
Screens as a Cloud Service で、基本的な再生モニタリングがサポートされるようになりました。プレーヤーでは、各 ping(デフォルトは 30 秒)で様々な再生指標がレポートされるようになります。指標に基づいて、様々なエッジケース(動きのないエクスペリエンス、空白の画面、スケジュールの問題など)を検出できます。この機能を使用すると、プレーヤーがコンテンツを適切に再生しているかどうかをチームがリモートで監視できます。また、空白の画面やフィールド内のエクスペリエンスの不具合に対する反応性が向上し、不具合のあるエクスペリエンスがエンドユーザーに表示されるリスクが低くなります。
詳しくは、基本的な再生モニタリングを参照してください。
ビデオのサムネールが Screens as a Cloud Service でサポートされるようになりました。コンテンツ作成者は、ビデオのサムネールを定義して、その画像をプレースホルダーとして使用できるようにし、実際のビデオを該当チームが仕上げている間に、コンテンツの再生とターゲティングを適切にテストすることができます。その画像は、ビデオの再生に失敗した場合でも使用できます。
詳しくは、ビデオのサムネールサポートを参照してください。
プレーヤーで埋め込みページのコンテンツを表示できませんでしたが、この問題が修正されました。
ログインに成功した後、デフォルトのページ(チャネル)に移動すると、最終的に内部サーバーエラーページが表示されていました。
プレイリストを削除する際に、関連するタグエントリが削除されませんでした。
高度なネットワーク機能
高度なネットワーク機能は 2021.9.0 リリースに含まれており、10 月中旬に使用できるようになる予定です。
Adobe Experience Manager as a Cloud Service では、数種類の高度なネットワーク機能を提供するようになりました。例えば、次のようなものがあります。
Cloud Manager API を使用して高度なネットワーク機能をセルフサービス方式でプロビジョニングする方法など、詳細については、 このドキュメント を参照してください。
インデックスの最適化
検索クエリとインデックス作成のパフォーマンスを向上させるために、このリリース以降、Adobe Experience Manager as a Cloud Service では、フルテキストインデックス lucene-2 は標準では使用されなくなりました。AEM のお客様の要件に従って AEM 環境でこのフルテキストインデックスを削除するために、アドビのエンジニアリングチームは、問題が発生する前にお客様と個別に協力して、Lucene フルテキストインデックスの正常かつ持続可能な削除に対応しています。詳しくは、Adobe Experience Manager as a Cloud Service ドキュメント を参照してください。また、ご質問がある場合は、アドビサポートにお問い合わせください。
この節では、AEM as a Cloud Service 2021.9.0 および 2021.8.0 における Cloud Manager のリリースノートの概要を説明します。
AEM as a Cloud Service 2021.9.0 の Cloud Manager のリリース日は 2021年9月9日(PT)です。
次回のリリースは 2021 年 10 月 7 日(PT)に予定されています。
Cloud Manager で使用される AEM プロジェクトアーキタイプのバージョンが 30 に更新されました。
Cloud Manager ランディングページのプログラムカードと関連するエクスペリエンスが新しくなりました。
コード品質ステップログに、OakPal スキャンプロセスの詳細なログ情報が含まれるようになりました。
アクティビティページのメニューオプションに、完了したコードジェネレーター実行に適用できる「ログをダウンロード」オプションが含まれるようになりました。これを選択すると、ビルド手順のログがダウンロードされます。
「プログラム」カードを直接クリックすると、Cloud Manager の概要ページに移動するようになりました。
設定可能な IP 許可リストの最大数に達したプログラムに新しい IP 許可リストを追加しようとしたときに表示されるメッセージがわかりやすくなりました。
リポジトリー画面で URL コピーメニューオプションを選択すると、間違った URL がコピーされていました。
Cloud Acceleration Manager のリリース日は 2021年10月4日です。
コンテンツ転送ツール v1.6.0 のリリース日は 2021年10月4日です。
以下に一覧表示されている機能を含め、ユーザーエクスペリエンスがシンプルになり、ユーザーマッピングが改善されました。詳しくは、ユーザーマッピングツールの使用を参照してください。
CTT の堅牢性を高めるため、コンテンツは一度にオーサーインスタンスまたはパブリッシュインスタンスのいずれかに取り込むことができます。
バージョンが含まれる場合は、監査イベントを移行するために、パス /var/audit
が自動的に含まれます。
ベストプラクティスアナライザー v2.1.18 のリリース日は 2021年9月2日(PT)です。
ノード数の合計を検出し、レポートする機能。
ノードストアのタイプとサイズを検出し、レポートする機能。