Repository Modernizer

Repository Modernizer は、Adobe Experience Manager as a Cloud Service 用に定義されたプロジェクト構造と互換性を持たせるために、コンテンツとコードを個別のパッケージに分離して、既存のプロジェクトパッケージを再作成するために開発されたユーティリティです。

はじめに

Adobe Experience Manager as a Cloud Service は、AEM プロジェクトに様々な新機能と可能性を提供します。ただし、AEM Cloud Service との互換性を保つためには、Adobe Experience Manager Maven プロジェクトにいくつかの変更が必要です。上位レベルでは、可変コンテンツと不変コンテンツの分割を考慮して​コンテンツ​と​コード​を個別のサブパッケージに分離する必要があります。Cloud Service 用の新しい AEM プロジェクト構造の詳細については、「AEM プロジェクトの構造」を参照してください。

Repository Modenizer は、次のデプロイメント構造を作成することで、互換性のある AEM Cloud Service プロジェクト構造を作成します。

  • ui.apps パッケージは /apps にデプロイされ、すべてのコードが含まれます。

  • ui.content パッケージは、実行時に書き込み可能な領域(例:/content/conf/home または /apps 以外)にデプロイされ、すべてのコンテンツと設定を含んでいます。

  • all パッケージは、ui.apps サブパッケージおよび ui.content サブパッケージを含むコンテナパッケージです。

メモ

プロジェクト構造は、パッケージおよびその pom.xml/filter.xml files に対して、アーキタイプ 24 に基づいています。詳細は、「アーキタイプ 24」を参照してください。

Repository Modernizer の使用

  • Adobe I/O CLI 経由:aio-cli-plugin-aem-cloud-service-migration(AEM as a Cloud Service の Adobe I/O CLI 用のコードリファクタリングプラグイン)を介して Repository Modenizer を使用することをお勧めします。

    このプラグインをインストールして使用する方法については、Git リソース:aio-cli-plugin-aem-cloud-service-migration を参照してください。

  • スタンドアロンユーティリティとして:Repository Modernizer は、スタンドアロンユーティリティとして実行することもできます。

    このツールを使用する方法について詳しくは、 Git リソース:Repository Modenizer​を参照してください。

    メモ

    Repository Modenizer は、NodeJS を使用して開発されています。NodeJS 10.0 以降をインストールすることをお勧めします。

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