統合ストレージコネクタを使用すると、AEM Forms を外部データストレージに接続できます。
例えば、アダプティブフォームのフィールドに値を入力し、そのアダプティブフォームを AEM ワークフローに送信することができます。さらに、Microsoft Azure ストレージサーバーなどの外部ストレージにデータを保存するように AEM ワークフローを設定することもできます。AEM ワークフローと外部ストレージの間の接続を作成するには、統合ストレージコネクタを使用します。
Azure ストレージ設定を作成し、統合ストレージコネクタを使用してその設定を参照します。そうすれば、データストレージを外部化して Azureストレージサーバーに接続するように AEM ワークフローモデルを設定することができます。
これらの手順を実行する前に、Azure ストレージアカウントと、Azure ストレージアカウントへのアクセスを許可するためのアクセスキーがあることを確認してください。
Azure ストレージ設定を作成するには、次の手順を実行します。
AEM ワークフロー用の統合ストレージコネクタを設定するには、次の手順を実行します。
ツール/Forms/統合ストレージコネクタに移動します。
「ワークフロー」セクションで、「ストレージ」ドロップダウンリストから「Azure」を選択します。
「ストレージ設定パス」フィールドで、Azure ストレージ設定の設定パスを指定します。
「公開」をタップしてから、「保存」をタップして設定を保存します。
外部データストレージを使用するように AEM ワークフローモデルを設定するには、次の手順を実行します。
外部データストレージを使用するように AEM ワークフローモデルを設定する場合、「タスクを割り当て」ステップをドラフトとして保存するオプションと、「タスクを割り当て」ステップの履歴を取得するオプションは無効です。
AEM ワークフローを使用し、Microsoft Azure ストレージサーバーなどの外部データストレージにデータを保存する場合のガイドラインを以下に示します。
ワークフローモデルステップで入出力データファイルと添付ファイルを定義する際は、変数を使用してデータを格納します。「ペイロードを基準とする」オプションと「絶対パスで利用可能」オプションを選択しないでください。外部データストレージを使用するように AEM ワークフローモデルを設定したら、「ペイロードを基準とする」オプションと「絶対パスで利用可能」オプションは自動的には表示されません。
アダプティブフォームを AEM ワークフローに送信する際は、変数を使用してデータファイルと添付ファイルを格納します。アダプティブフォームを AEM ワークフローに送信する際に、「ペイロードを基準とする」オプションを選択しないでください。外部データストレージを使用するように AEM ワークフローモデルを設定したら、「ペイロードを基準とする」オプションは自動的には表示されません。
ワークフローモデルでカスタム AEM ワークフローステップを使用して CRX DE リポジトリーにデータを保存しないでください。
外部データストレージ用に AEM ワークフローモデルを設定する場合、AEM インボックス内の作業項目が外部ストレージとしてマークされたワークフローに属しているとカスタム列の値は取得されないので、AEM インボックス用にカスタム列を作成しないでください。