ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイナー:ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイナーは、AEM Forms のアセットのスタイル、レイアウト、ブランディングを定義します。
Forms 担当者:Forms 担当者は、UX デザイナーが提供するスタイル、レイアウト、ブランディングに従って、アダプティブフォーム、テーマ、テンプレートを作成します。また、担当者はアダプティブフォームを作成して、フォームデータモデルや AEM ワークフローと統合します。Forms 担当者は、通常、フロントエンドのタスクを実行します。
Forms 開発者:Forms 開発者は、カスタムフォームソリューションを開発します。Forms 開発者は、通常、カスタムコンポーネント、AEM ワークフロー、事前入力サービスなどのバックエンド開発を担当します。
AEM 管理者:AEM 管理者は、ユーザーの設定、環境の堅牢化、データソースの設定、電子メールの設定、サードパーティ製ソフトウェアなど、全体的な設定を支援します。AEM 管理者は、Adobe Analytics、Adobe Target、Adobe Sign との統合なども支援します。
エンドユーザー:エンドユーザーは、公開されたフォームとやり取りして送信し、送信されたフォームに署名し、送信された申請を Web ポータル経由でトラックし、パーソナライズされたコミュニケーションを受信します。
Adobe Experience Manager as a Cloud Service へのオンボード。
(サンドボックスのみ)サービスにオンボードした後、作成と実行は、実稼働用と非実稼働用の両方のパイプラインを実行します。AEM Forms as a Cloud Service の最新機能を有効にし、環境に提供します。
Forms as a Cloud Service を使用してアダプティブフォーム(デジタル登録)を作成したり、顧客通信を生成したりできます。Adobe Experience Manager as a Cloud Service のオンボーディング完了後、次のいずれかの操作を実行して、デジタル登録またはカスタマーコミュニケーション機能を有効にします。また、次の両方の機能を有効にすることもできます。
Cloud Manager にログインし、AEM Forms as a Cloud Service インスタンスを開きます。
「プログラムを編集」オプションを開き、「ソリューションとアドオン」タブに移動して、「Forms - 通信」オプションを選択します。
「Forms - デジタル登録」オプションを既に有効にしてある場合は、「Forms - 通信アドオン」オプションを選択します。
「更新」をクリックします。
ビルドパイプラインを実行します。ビルドパイプラインが正常に完了すると、お使いの環境で通信 API が有効になります。
ドキュメント操作 API を有効にし設定するには、次のルールを Dispatcher 設定に追加します。
# Allow Forms Doc Generation requests
/0062 { /type "allow" /method "POST" /url "/adobe/forms/assembler/*" }
サービスへのオンボードを完了したら、AEM Forms as a Cloud Service 環境にログインし、オーサーインスタンスとパブリッシュインスタンスを開き、ユーザーをペルソナに基づいて Forms 固有の AEM グループに追加します。次の表に、Forms 固有の AEM グループを示します。このグループは標準搭載で、対応するユーザータイプが利用可能です。また、各ユーザータイプの AEM インスタンスタイプも示します。
ユーザータイプ(ペルソナ) | ユーザーグループ | AEM インスタンス |
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Forms 担当者/Forms 開発者 |
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オーサーインスタンス |
ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイナー |
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オーサーインスタンス |
AEM 管理者 |
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オーサーおよびパブリッシュインスタンス |
エンドユーザー |
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オーサーおよびパブリッシュインスタンス |
Forms 固有の AEM グループと対応する権限について詳しくは、 グループと権限 を参照してください。
ローカル開発環境をセットアップします。ローカル開発環境を使用すると、クラウド開発環境にログインすることなく、アダプティブフォームと関連アセット(テーマ、テンプレート、カスタム送信アクション、事前入力サービスなど)を作成し、PDF フォームをアダプティブフォームに変換できます。