Adobe Experience Manager as a Cloud Service と Web アクセシビリティのガイドライン

様々な社会的、経済的、法的動機により、Web コンテンツを設計する際には、身体的障碍や制限の有無に関係なく、対象とするオーディエンスができるだけアクセスしやすくことが求められます。Adobe Experience Manager(AEM)as a Cloud Service による Web アクセシビリティは、優れた Web デザインの重要な側面となっています。

AEM as a Cloud Service でアクセシブルな Web サイトやコンテンツを作成すると、次のような影響があります。

  • 管理者は、アクセシビリティ機能が正しく有効化されるように AEM を設定する必要があります。

  • 作成者は、これらの機能を使用して、アクセシブルな Web サイトを作成する必要があります。

    アクセシブルなコンテンツの作成はプロセスです。AEMには機能が用意されていますが、コンテンツ作成者は、アクセシブルなコンテンツを作成するために必要な手法に従う必要があります。

  • テンプレート開発者も同様に、Web サイトデザインを実装する際に、こうした問題を認識する必要があります。

Adobe Experience Manager as a Cloud Service は、World Wide Web Consortium が提供するガイドラインと連携します。

メモ

詳細に関しては、アドビソリューションのアクセシビリティ準拠レポート を参照してください。

World Wide Web Consortium

World Wide Web Consortium(W3C)は、Web 標準の策定を専門とする国際コミュニティです。Web Accessibility Initiative(WAI)は、Web コンテンツのアクセシビリティに関するガイドラインを公開しています。

Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.1

Web デザイナーや開発者がアクセシブルな Web サイトを作成できるように、Web Accessibility Initiative(WAI)2018 年 6 月に Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.1 を発行しました。

WCAG 2.1 では、アクセシビリティレベルとそれらの準拠方法に関するガイドライン(および関連する成功基準)を提供しています。

WCAG 2.1 と AEM as a Cloud Service

Adobe Experience Manager を使用すると、コンテンツ作成者や Web サイトの所有者は、WCAG 2.1 レベル A およびレベル AA の達成基準を満たす Web コンテンツを作成できます。

メモ

サイトを作成する際は、サイトが準拠する全体的なレベルを決めておく必要があります。

Adobe におけるアクセシビリティ

詳しくは、アドビのアクセシビリティリソースセンターにアクセスしてください。

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