Dynamic Media の URL とビューアの埋め込みコードには、会社のアカウント名が含まれます。このアカウント名は、Dynamic Media のプロビジョニング時に作成されました。ビジネスが買収やブランド変更を受けた、あるいは単にもっと記憶に残る名前を使用したいというシナリオがあるかもしれません。このようなシナリオでは、すべての URL とビューアの埋め込みコード(標準搭載)で会社のアカウント名を手動で更新するのは簡単ではありません。さらに、既存の Dynamic Media リポジトリに影響を与えたり、ライブコンテンツに影響を与えたりする可能性があります。この問題を解決するには、Dynamic Media の会社エイリアスアカウントを設定します。
Dynamic Media の会社エイリアスアカウントを使用すると、ユーザーインターフェイスに組み込まれているすべての Dynamic Media の URL とビューアの埋め込みコード(標準搭載)が、ブランド変更など、ビジネスコンテキストに対する更新を反映します。また、Dynamic Media の URL とビューアの埋め込みコードは新しい会社のアカウント名を反映しているので、エイリアスアカウントは SEO(検索エンジン最適化)にも良い影響を与えます。
Dynamic Media の会社エイリアスアカウントを設定する際は、次の点に注意してください。
Cloud Services での Dynamic Media 設定の作成 も参照してください
Dynamic Media の会社エイリアスアカウントの設定は、まずサポートケースを送信して開始します。この手順は必須です。
サポートケースには、次の情報を記入してください。
サポートが Dynamic Media エイリアスアカウントを作成したら、Experience Manager as a Cloud Service のオーサーインスタンスで、Experience Manager as a Cloud Service ロゴを選択してグローバルナビゲーションコンソールにアクセスします。
コンソールの左側にあるツールアイコンを選択したあと、Cloud Services/Dynamic Media 設定に移動します。
Dynamic Media 設定ブラウザーページの左側のパネルで、「グローバル」を選択します(「グローバル」の左側にあるフォルダーアイコンを選択しないでください)。「編集」を選択します。
Dynamic Media 設定を編集 ページの「会社エイリアス」テキストフィールドに、前にサポートケースで指定した Dynamic Media エイリアスアカウント名を入力します。
ページの右上にある「保存」を選択します。
これで、Dynamic Media の会社エイリアスアカウントが保存され、有効になります。既存および新規アセットのすべての URL およびビューアの埋め込みコードに、新しい会社エイリアス名が反映されます。