メタデータプロファイルを使用すると、フォルダー内のアセットにデフォルトのメタデータを適用できます。メタデータプロファイルを作成し、フォルダーに適用します。後からフォルダーにアップロードしたすべてのアセットは、メタデータプロファイルで設定したデフォルトのメタデータを継承します。
AEM のロゴをタップし、ツール/アセット/メタデータプロファイルの順に移動して、「作成」をタップします。
メタデータプロファイルのタイトル(「サンプルメタデータ」など)を入力し、「送信」をタップします。メタデータプロファイルの「フォームを編集」が表示されます。
コンポーネントをクリックし、「設定」タブでプロパティを設定します。例えば、説明コンポーネントをクリックして、そのプロパティを編集します。説明コンポーネントについて、次のプロパティを編集します。
フィールドラベル - メタデータプロパティの表示名。ユーザーの参照用のみで使用します。
プロパティにマッピング – このプロパティの値には、リポジトリ内の保存場所となるアセットノードへの相対パスまたは名前を指定します。この値は、パスがアセットのノード下にあることを示すので、必ず「./
」から始めます。
「プロパティにマッピング」に指定した値は、アセットのメタデータノード下のプロパティとして保存されます。例えば、「プロパティにマッピング」の名前として /jcr:content/metadata/dc:desc
を指定した場合、AEM Assets はアセットのメタデータノードに値 dc:desc
を保存します。
デフォルト値 - メタデータコンポーネントのデフォルト値を追加するには、このプロパティを使用します。例えば、「My description」と指定すると、この値がアセットのメタデータノードの dc:desc
プロパティに割り当てられます。
(/jcr:content/metadata
ノードにまだ存在していない)新しいメタデータプロパティにデフォルト値を追加しても、そのプロパティとプロパティ値はアセットのプロパティページにデフォルトでは表示されません。アセットのプロパティページに新しいプロパティを表示するには、対応するスキーマフォームを変更します。
(オプション)「フォームを作成」タブから、「フォームを編集」にコンポーネントを追加し、「設定」タブでプロパティを設定します。次のプロパティが「フォームを作成」タブで使用できます。
コンポーネント | プロパティ |
---|---|
セクションヘッダー | フィールドラベル、説明 |
1 行のテキスト | フィールドラベル、プロパティにマッピング、デフォルト値 |
複数値テキスト | フィールドラベル、プロパティにマッピング、デフォルト値 |
数値 | フィールドラベル、プロパティにマッピング、デフォルト値 |
日付 | フィールドラベル、プロパティにマッピング、デフォルト値 |
標準タグ | フィールドラベル、プロパティにマッピング、デフォルト値、説明 |
フォルダーにメタデータプロファイルを割り当てると、サブフォルダーは自動的に親フォルダーのプロファイルを継承します。つまり、フォルダーに適用できるのは 1 つのメタデータプロファイルのみとなります。そのため、アセットをアップロード、保存、使用およびアーカイブする場所のフォルダー構造については入念に検討してください。
フォルダーに異なるメタデータプロファイルを割り当てた場合、新しいプロファイルが以前のプロファイルよりも優先されます。以前に存在していたフォルダーのアセットは変更されずに維持されます。新しいプロファイルは、その後にフォルダーに追加されるアセットに対して適用されます。
プロファイルが割り当てられているフォルダーは、ユーザーインターフェイスでカード名にプロファイルの名前が表示されます。
特定のフォルダーまたはすべてのアセットにグローバルにメタデータプロファイルを適用できます。
後で変更した既存のメタデータプロファイルが存在するフォルダー内のアセットを再処理できます。
ツールメニュー内から、またはフォルダー内にいる場合は「プロパティ」から、メタデータプロファイルをフォルダーに適用できます。この節では、メタデータプロファイルをフォルダーに適用する両方の方法について説明します。
既にプロファイルが割り当てられているフォルダーには、フォルダー名のすぐ下にプロファイルの名前が表示されます。
後で変更した既存のビデオプロファイルが存在するフォルダー内のアセットを再処理できます。
特定のフォルダーにプロファイルを適用できるだけでなく、グローバルにプロファイルを適用することもできます。これにより、AEM Assets にアップロードされている、すべてのフォルダー内にあるすべてのコンテンツに、選択したプロファイルを適用できます。
後で変更した既存のメタデータプロファイルが存在するフォルダー内のアセットを再処理できます。
メタデータプロファイルをグローバルに適用するには、次のいずれかをおこないます。
https://<AEM server>/mnt/overlay/dam/gui/content/assets/foldersharewizard.html/content/dam
に移動して適切なプロファイル適用し、「保存」をタップします。
CRXDE Lite で、/content/dam/jcr:content
ノードに移動します。プロパティ metadataProfile:/etc/dam/metadata/dynamicmedia/<name of metadata profile>
を追加し、「すべて保存」をタップします。
フォルダーからメタデータプロファイルを削除すると、サブフォルダーは自動的に親フォルダーのプロファイルの削除状態を継承します。ただし、フォルダー内で実行されたファイルの処理はそのまま維持されます。
ツールメニュー内で、またはフォルダー内にいる場合は「プロパティ」で、メタデータプロファイルをフォルダーから削除できます。このセクションでは、メタデータプロファイルをフォルダーから削除する両方の方法について説明します。
AEM のロゴをクリックまたはタップし、ツール/アセット/メタデータプロファイルの順に移動します。
1 つまたは複数のフォルダーから削除するメタデータプロファイルを選択します。
「フォルダーからメタデータプロファイルを削除」をタップし、プロファイルを削除する 1 つまたは複数のフォルダーを選択して、「完了」をタップします。
名前がフォルダー名の下に表示されなくなっていることで、メタデータプロファイルがフォルダーに適用されていないことを確認できます。