Cloud Manager のコンテンツコピーツールを使用すると、可変コンテンツをオンデマンドで AMS でホストされている AEM 6.x 実稼動環境から下位の環境にテスト目的でコピーできます。
現在の実際のデータは、テスト、検証、ユーザー受け入れの目的で役立ちます。コンテンツのコピーツールを使用すると、AMS でホストされている実稼動 AEM 6.x 環境からステージングまたは開発環境にコンテンツをコピーして、テストを行うことができます。
コピーするコンテンツは、コンテンツセットによって定義されます。コンテンツセットは、同じ Cloud Manager プログラム内のソース環境からターゲット環境にコピーされる可変コンテンツを含む JCR パスのリストで構成されます。コンテンツセットでは、次のパスを使用できます。
/content/**
/conf/**
/etc/**
/var/workflow/models/**
コンテンツをコピーする場合、ソース環境が真のソースです。
コンテンツのコピーツールを使用するには、ソース環境とターゲット環境で、ユーザーをデプロイメントマネージャーの役割に割り当てる必要があります。
コンテンツをコピーする前に、コンテンツセットを定義する必要があります。定義すると、コンテンツセットを再使用してコンテンツをコピーできます。コンテンツセットを作成するには、次の手順に従います。
my.cloudmanager.adobe.com で Cloud Manager にログインし、適切な組織とプログラムを選択します。
概要ページから環境画面に移動します。
環境画面からコンテンツセットページに移動します。
画面の右上にある「コンテンツセットを追加」ボタンをタップまたはクリックします。
ウィザードの「詳細」タブで、コンテンツセットの名前と説明を入力し、「続行」をタップまたはクリックします。
ウィザードの「コンテンツのパス」タブで、コンテンツセットに含める可変コンテンツのパスを指定します。
コンテンツセットを調整または制限する必要がある場合、サブパスを除外できます。
必要に応じて、指定したパスを変更できます。
コンテンツセットを作成するには、「作成」をタップまたはクリックします。
コンテンツセットを使用して環境間でコンテンツをコピーできるようになりました。
コンテンツセットには、最大 50 個のパスを追加できます。
除外されるパスに制限はありません。
コンテンツの手順を作成する場合と同様の手順に従います。「コンテンツセットを追加」をタップまたはクリックする代わりに、コンソールから既存のセットを選択し、「…」メニューから「編集」を選択します。
コンテンツセットを編集する際、除外されたサブパスを表示するには、設定されたパスを展開する必要が出ることがあります。
コンテンツセットを作成したら、それを使用してコンテンツをコピーできます。次の手順に従って、コンテンツをコピーします。
my.cloudmanager.adobe.com で Cloud Manager にログインし、適切な組織とプログラムを選択します。
概要ページから環境画面に移動します。
環境画面からコンテンツセットページに移動します。
コンソールからコンテンツセットを選択し、省略記号メニューから「コンテンツをコピー」を選択します。
次の場合、環境を選択できない可能性があります。
コンテンツをコピーダイアログで、コンテンツのコピーアクションのソースと宛先を指定します。
宛先環境で除外パスを削除または保持するよう選択できます。コンテンツセットで指定した除外パスを保持する場合は、「Do not delete exclude paths from destination
」チェックボックスをオンにします。チェックボックスをオフのままにすると、ターゲット環境で除外パスが削除されます。
ソース環境から宛先環境にコピーするパスのバージョン履歴をコピーするよう選択できます。すべてのバージョン履歴をコピーする場合は、「Copy Versions
」チェックボックスをオンにします。
「コピー」をタップまたはクリックします。
コピープロセスが開始します。コピープロセスのステータスは、選択したコンテンツセットのコンソールに反映されます。
コピープロセスのステータスは、コンテンツをコピーアクティビティページで監視できます。
my.cloudmanager.adobe.com で Cloud Manager にログインし、適切な組織とプログラムを選択します。
概要ページの環境画面に移動します。
環境画面からコンテンツをコピーアクティビティページに移動します。
コンテンツのコピーを開始すると、プロセスに次のいずれかのステータスが設定されます。
ステータス | 説明 |
---|---|
処理中 | コンテンツのコピー操作が進行中です |
失敗 | コンテンツのコピー操作に失敗しました |
完了 | コンテンツのコピー操作が正常に完了しました |
コンテンツのコピーツールには次の制限があります。