リリースノート(2019.2.0)
Cloud Manager 2019.2.0 リリースには、新しいシステム監視機能が追加されています。これにより、Adobe Managed Services 環境の状態をシステムレベルで表示できます。
リリース日
Cloud Manager バージョン 2019.2.0 のリリース日は 2019年2月21日(PT)です。
新機能
- 新しいシステム監視機能が導入されました。詳しくは、環境の監視を参照してください。
- ウィザードで生成されたプロジェクトのディスパッチャーモジュールに README ファイルが含まれるようになりました。
- コードスキャンの問題の順序が改善され、問題の優先順位と一致するようになりました。
- デプロイメントの失敗時でも、ステージングインスタンスがロードバランサーに常に復元されるようになりました。
- Admin Console で新しい「API デベロッパー」の役割が利用可能になりました。これを使用すると、Adobe I/O コンソールで統合を作成する権限を特定のユーザーに付与できます。詳細は、デベロッパーの管理_jpを参照してください。
- Maven アーキタイプのバージョンがバージョン 16 に更新されました。
- Maven のバージョンがバージョン 3.6.0 に更新されました。
バグ修正
- 状況によっては、ターゲット環境が Azure にホストされていると、パイプラインが実行されないことがありました。
- 環境の順序が一貫していませんでした。
- 検出されたページパスにカンマ文字が含まれている場合、パフォーマンステストが失敗することがありました。
- Web UI からパイプラインの実行が開始された場合、ブラウザーの戻るボタンが正しく機能しませんでした。
- 概要ページの「詳細情報」リンクをクリックしても、新しいタブが開きませんでした。
- プログラムサムネールをアップロードしても、すぐには表示されないことがありました。
- 場合によっては、プロジェクト固有の設定のためにコードスキャンが失敗することがありました。
- 非実稼動パイプラインカードの「詳細情報」リンクが間違った場所を指していました。
- 品質ゲートが上書きされると、ステータスの表示に矛盾が生じていました。
- 顧客がコールドスタンバイトポロジを使用すると、間違ったセキュリティテスト結果が送られていました。
- ウィザードを使用して新規プロジェクトを作成する場合、ダッシュ文字を含んだブランチを作成できませんでした。
既知の問題
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監視データが更新されると、非表示の系列が非表示ではなくなります。
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次期リリースまでは、既存の SLA レポートを表示するには手動で移動する必要があります。
この URL を作成するには、https://<Experience Cloud URL>/content/mac/<Experience Cloud Tenant>/managedservices/sla.html
というパターンに従います。例えば、お使いの Experience Cloud の URL が https://weretailprod.experiencecloud.adobe.com
の場合、SLA レポートの URL は https://weretailprod.experiencecloud.adobe.com/content/mac/weretailprod/managedservices/sla/html
になります。
次期リリースでは Cloud Manager 内で SLA レポートを使用できるようになるので、この問題は解決される見込みです。
Business.Adobe.com リソース